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歓楽のハレム

「勇者の冒険(エピローグ編)」

 

第2章 −やや大きい町の場合ー


勇者は故郷への旅路を続けていた。
そして歩みを進めていくうちに、最近街道を行き交う人が多くなってきている事に気付いていた。

(そうか、この先にはフラスの町があったんだった・・・)

勇者は行き交う人々を眺めながらそんな事を思っていた。
この先には2つの大きな街道が交差する箇所があり、そこそこの大きさの町が形成されている。2つの街道からやって来る旅人たちの落としていく金と農業が主な産業だ。旅人達の為に、街には酒場などの歓楽施設なども幾つもある。

(今日はあの街で休んでいくか・・・)

まだ日はそこそこ高かったのだが、勇者は今日の宿をこの街に求める事にした。フラスから次の街までは結構距離があり、かなり早く出ないと道中で野宿する可能性があったのだ。
以前にもここを訪れた事はあったが、その際は魔王の討伐のため、情報収集や食料などの補給を行ってすぐに出発してしまっていた。
しかし今はもう魔物もいなくなり、急ぐ旅でも無い。あの時には暗かった街の雰囲気も今は変わっているだろう。そういった活気をゆっくり味わっていこうと、勇者はゆっくりと歩を進めることにした。

・・・それからしばらくして、勇者は街の入り口までたどり着いた。メインストリートにつながる街の入り口には一応門があり、見張りの兵士もいる。といっても、よほど怪しい風体の者でない限り、特に咎められる様な事は無い。

「あれ・・・?誰だろう?」

その時、勇者は門の所に門番の兵士と、そして明らかに兵士ではない人物が立っているのを見つけた。
兵士と分かる方はわりとひょろっとした感じで、身体には一応革鎧をつけ手には槍のようなものを持って立っている。彼はそれこそ門番らしく、門を通る人を一応チェックしているようだった。もっとも、それで通行を咎めたりといった事はしないみたいだ。
それに比べて、もう一人は正直あまり戦いが得意なような感じではない。少々太ったような体型の中年男性で、着ているのも仕立てはよさそうだが特に鎧のように身を護れるようなものではなく、普通の衣服のようだ。無論、手に武器なども持っていない。
しかし、彼もなぜか門を通っていく人をいちいちチェックしているようだった。それに加えて何人かの旅人には何事かを尋ねているようでもあった。
そして、彼に話しかけられた一人の商人が、彼に何事か話した後に振り返ってこちらを向く。そして腕を上げて指差したその先は、間違いなく自分に向けられたものだった。
それにつられてこちらを見た中年男性は次の瞬間、まっしぐらにこちらに向かって突進してきた。激突せんばかりの勢いで走ってくる。

「も、も、もしかしてあなたが勇者様ですか!!!」

胸座を掴まんばかりの距離まで近寄って、彼はかなり上ずった声でそう叫ぶ。

「あ、あの・・・一応そうですが・・・、これがその紋章でして・・・」

少々困惑した声で勇者はそう応え、その証拠として額冠の勇者の紋章を指した。その瞬間、彼は三歩ほど後ろに飛ぶように離れると、街道の土道にもかかわらずその場に深々と平伏した。

「ようこそお越しくださいました、勇者様ーー!!!」

そして、彼は顔を上げる。

「私、この町の町長をしております、ハンスと申します!勇者様がサーカの村にお立ち寄りになったとの知らせを聞きまして、必ずや私どもの町にお越しくださるとお待ちいたしておりました!」

「ささ、今夜は盛大な宴も用意させて頂いてますので、ぜひごゆっくりしていってくださいませ!」

そういって彼は勇者の腕を引いて町へと入っていく。そして街中を通っていきながら、

「おーい!!勇者様がお越しいただいてるぞ!!勇者様が・・・!!」

と、そこらじゅうの店や家に大きく声をかけて周る。、

「おー!!すげー、勇者さまだー!」

「すてきー!勇者様ー!!」

たちまち人々が出てきて歓声を上げる。

(何もそんなに宣伝して周らなくても・・・)

勇者は町長のお節介にげんなりした感情を何とか隠しながら、その腕をズルズルと引きずられていった・・・。


「私武器屋を営んでおります、キムと申します。この度は・・・」

「・・・・・・」

勇者はもう何人めかになる商人の挨拶を聞きながら、欠伸を必死でこらえていた。
あれから、結局夕方まで街を引き回されて、勇者はすっかり疲れてしまっていた。そのうえ、町長は、

「ぜひ勇者様歓迎の宴を開かせてください!!」

とまた胸座を掴まんばかりの勢いで迫ってきたのだ。その迫力と強引さについ首を縦に振ってしまったのである。
そして、多分引き回されていた間に準備が進められていたのだろう、宴の会場へと勇者は連れられた。
会場は町の大通りに面したやや大きな建物の中だった。何でもここは町の人々の共有の施設で、よく冠婚葬祭やイベントなどを行うのに使っているらしい。
中の広間では既に宴の準備が整えられていた。町の人々は集まっており、幾つものテーブルにはなかなか豪勢な料理が並べられている。そして会場の中央には大きく立派な装飾の施された椅子が用意されていた。
広間に入ると、まず中に居た人々が大きな声で「勇者様、万歳!」と全員諸手を上げてコールをした。そして、果実酒の入った盃で乾杯をした後にあの大きな椅子に座らされ、それからずっと商人や役人などの挨拶が続いていたのだ。

「ふあ・・・、う、ううん!!ゴホンッ!」

不意をついて出そうになった欠伸を咳のふりで必死にごまかす。幸い今前に居た商人は気付いていなかったようだ。

「・・・それでは私はこれで失礼させて頂きます」

丁度彼の挨拶が終わった所らしい。お辞儀をして下がっていった。

「ふう・・・」

勇者はため息を吐いた。あと一体何人の挨拶があるんだろう。そう思うと、気も重くなってくる。

「・・・勇者様」

「うわっ!!」

突然耳元で囁かれ、勇者は驚いて大きく叫んでしまった。いつの間にか椅子の後方に回り込んでいた町長のハンスが、顔を近づけて囁いたのだ。

「退屈されてらっしゃいますか?」

「い、いえ、そんな事は・・・」

「そろそろ挨拶を終わらせて、『お楽しみ』の時間とさせて頂きますので・・・」

「・・・『お楽しみ』?」

「勇者様には存分に楽しんでいって頂こうと、飛び切りのを用意させていただきました」

「ぜひご堪能下さいませ。それでは・・・」

そういうと、町長は軽く手を上げて誰かに合図を送った。すると、会場の隅の方にいた一団が勇者の方へとやって来る。

「こ、これは・・・」

それは大勢の若い女性達だった。年は十代後半から二十代後半までくらいだろう。全員が仕立ての良いドレスに身を包み、化粧でその美貌にさらに磨きをかけている。妖艶な雰囲気を感じさせる者、ドレスからして可愛さを前面に出した者とタイプは様々だが間違いなく全員が「美人」というに相応しかった。

「勇者様、私はリナと申します」

「私はエリスといいます。勇者様」

「私は・・・」

彼女達は順番に名乗っていく。そして、全員が名乗り終わると町長が会場全体に聞こえるくらいの声で宣言した。

「さあさあ皆さん、あとは気楽にして頂いて!歓談などをお楽しみ下さい」

すると、場の雰囲気はぐっと穏やかなものになった。場内の片隅では数人の楽師が音楽を奏で、商人達は親しい者同士で集まって何やらにこやかに話をしており、テーブルに運ばれた料理に手を付ける者もいる。勇者もようやく解放されたかと力を抜き、テーブルの料理を取りに椅子から立ち上がろうとした。
ところがその時、彼女達の一人に制止されてしまった。

「勇者様、料理なら私どもがお運び致しますわ」

そういって彼女はテーブルへ行くと、小皿に料理の幾つかを取り分け、持ってきてくれた。
そして座っていた勇者の傍らにつくと、料理を口元まで運んでくれる。

「勇者様、あーん☆」

さすがに恥ずかしかったのだが、しきりに勧めてくるのでしょうがなく、口を開けてその料理を食べる。

「勇者様、こちらもどうぞ」

別の方向から違う娘がカットした果物を勧めてくる。勇者はその娘の方をむいて、これも口元まで運んでもらって食べた。
・・・そうしてしばらくの間、勇者は椅子の周りに侍る何人もの娘達に手伝ってもらって食事を取った。それに、彼女達は勇者の武勲の話をして欲しいとねだってくるのでそれに応じて話してあげる。すると、いちいち彼女達は大袈裟なほどに驚きや感動の表現をしてくれた。
そしてさらにしばらく経って、彼女達の一人が、

「勇者様、お飲み物は如何ですか?」

と勧めてきた。ちょっと話し込んで喉が乾いていたので、勇者は顔をその娘の方に向けて、先ほどしてくれたようにグラスを口元に運んでもらおうとした。しかしそこには、視界を占めてしまうくらいまで接近した女性の顔があったのだ。そしてさらに彼女はその距離を詰めて、勇者と唇を重ねてしまった。

「ンウッ!ムグ、ンッ・・・ングッ・・・」

驚いて勇者が離れようとした瞬間、彼女の口から何かが流し込まれてきた。液体のようなその流し込まれた物体を勇者は思わず飲み込んでしまう。喉をその液体が通った途端、勇者は喉が焼けるようなショックを感じた。相当強い酒のようだ。彼女は口の中の酒を全て勇者の口内に流し込み、さらにしばらく勇者との熱い口付けを続けた後、ようやく口を離した。

「ぷはっ・・・。い、一体何をするんで・・・!」

勇者はそういって身体を起こそうとした時、早くも回ってきたアルコールの効果が出はじめた。身体全体が熱く、息も荒くなってくる。頭の中に靄がかかってきたような感じになる。
すると今度は2人の娘が勇者の前に跪くようにして座り込んだ。

「さあ、勇者様。今度は勇者様のとっておきのご馳走を私達に頂けませんか?」

「・・・ごち・・・そう・・・?」

「ええ、世界一のご馳走、勇者様のペニスを皆に味合わせて頂きたいのです」

そういって、2人は勇者の服を脱がせ始めたのだ。ズボンはすぐに下ろされ、彼女達は既に下帯に手をかけていた。

「ちょ、ちょっとそれはまず・・・」

勇者はそう言って止めさせようとした。幾らなんでも、こんな衆人の環視の中ではまずい。そう思い、勇者は周りを見渡した。
しかし、先ほどまで確かに居た筈の商人や給士、楽師たちは、いつの間にか姿を消していた。広間に居るのは自分と十数人の女性達だけだったのだ。

「ど、どうなって・・・、!」

その時、勇者は広間の正面の扉が少しだけ開いて、そこから「あの」ハンスが顔だけ出してこちらの様子を見ていることに気付いた。向こうもこちらが見ている事に気付いたらしく、一瞬驚いた表情をしていたが、すぐに部屋の中をキョロキョロと何かを確認するような素振りをする。そしてもう一度こちらを向いて、何か「下卑た」感じのする笑顔を浮かべて、「グッ!」と親指を立てた状態の腕を出して見せた。

(邪魔者は消えるんで、目一杯楽しんでください!)

そんな事を言わんとする彼の表情だった。そして彼の顔は引っ込み、扉は閉まられてしまった。
扉の方を見ていた勇者の視線を、何かが遮った。それは、ドレスの上をはだけその見事に盛り上がった双丘を晒した娘だった。

「勇者様、デザートに私のオッパイを召し上がれ・・・」

そういって、彼女は双丘を両手で中央に寄せ、そのまま勇者の顔に押し付ける。顔面一杯を柔らかい感触が覆い、口の隙間から乳肉が侵入して勇者は言葉を封じられてしまった。その時には、下半身は下帯を取られて肉棒が剥きだしになり、間髪いれずに2人の娘が顔を寄せてくる。ペニスが暖かい口内粘膜の感触に覆われる・・・。

・・・・・

・・・・・

・・・・・

「・・・おい、勇者様のご様子はどうだ?」

「あっ、これは町長殿。・・・ほら、あっちのテーブルの所・・・」

「おお、励まれておいでのようだな。よしよし・・・」

・・・窓から町長達に覗かれているその時、勇者は3人の娘を尻を突き出した状態で上半身だけテーブルの上でうつ伏せにさせ、並んで差し出された秘裂に肉棒と指を突き入れていた。さらにアナルにも女性を1人配して尻穴を刺激させている。その上、別の2人の娘に交代で口移しで食べ物や飲み物を与えてもらっていた。2人のうち片方が口移しをしている間、もう一人が乳首や首筋にキスの雨を降らせてくる。

「勇者様、あんっ、オチ○ポ、はんっ!美味しい、ですぅ、ああっ!!」

「ああっ、指が、勇者様の指が、グリグリしてるうっ!!」

「チロ、チロ・・・勇者様、お尻も、美味しいですう・・・。ンムム・・・」

「・・・勇者様、乳首気持ちいですか?・・・チュッ、チュウウ・・・」

「勇者様、あーん☆・・・んむっ、んっ、んっ・・・・」

「あーん、私たちにも勇者様のオチ○ポ、食べさせてえ・・・・」

(勇者って・・・勇者って・・・ホント最っ高・・・)

勇者はそんな事を思いながら、今挿入している娘の膣内に思い切り射精していった・・・。

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・さらにその頃、勇者が翌日訪れるはずの街では・・・

「・・・おい!いよいよ明日勇者様が我が街を訪れるんだぞ!できるだけ豪勢な料理を用意するんだ!それに、フラスの街じゃあ15人も女を集めたらしいぞ!うちは20人、いやもっとだ!それも飛び切りの上玉を集めるんだ!どこの娘でも構わん!『勇者様』と言えば断る女なんぞおらんわ!急げよお!!」

・・・・・

・・・・・

・・・・・

翌日、勇者が次の街に辿り着くと、またもや食事会と20人を超える美女との乱交で歓迎されたのは言うまでも無い・・・。

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