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第七十日 校長として(8)

 三年生たちとの「野外実習」を終えて、僕はいったん校長室に戻ってきた。最後の「鬼ごっこ」で、いささか問題のある勝ち方ではあったがとにかく優勝者となった藤本愛由が、優勝者の特権として僕にぴったりと付き添っている。
 露天風呂から校長室まで来る間、愛由はずっと僕の腕に両手をからめてデート中のカップルみたいにぴったりと寄り添っていた。この学園内で「ご主人様」である僕と女生徒が一対一で寄り添うなど、めったにあることではない。なにせ元の人数が多いから常に僕とは数人の女性が絡むこととなっている(また僕自身もそれが好きで求めていたのも事実だが)。そんな学園内で僕をたった一人で独占するようにピッタリと寄り添い、時々甘えるように僕に抱きついてくる愛由の様子は、周囲の女生徒たちの視線を否応なく集めることとなった。
 ちょうど昼休みということもあり、校庭から廊下からベランダから、たくさんの女生徒が歩いたり憩ったりお弁当を広げたりしていた。いずれの生徒も僕が歩いているのを見かけるとパッと顔を輝かせて深々とお辞儀をし、中には僕が急な欲望を起こして自分を求めたりしてくれはしないかと期待を込めて見つめる生徒もいたりするのだが、この時は少々様子が違った。僕にたった一人でぴったりと体を寄せている愛由の姿に、みんな一様に羨望と嫉妬の混じった、かなり痛い視線を向けてきたのだ。
 愛由にしてもそういう今の自分の幸福な状況を他の生徒達に見せ付けたいという思いがあるのだろう。もともとお転婆でいつもよくはしゃいでいるタイプの子だったが、この時はいつにも増してはしゃいでおり、ステップなんぞ踏みながらわざとバランスを崩して僕に寄りかかったり、僕の腕を自分の胸の谷間に挟んでギュッと抱きしめてきたり、時々僕に甘えて唇を突き出し、キスをねだったりまでしてきた。
(うう…むしろ僕に向けられる視線が痛い…)
 愛由は大勢に睨まれようと気にもしていない。むしろ「見て見て」という思いなのだろう。そのためどこか後ろめたさのある僕の方が他の女生徒達のきつい視線をチクチクと肌に感じてしまう。
 そんな視線を浴び続けながら、僕らはようやく校長室に戻ってきた。校長室に待機していた三人の女性事務員達も、やっぱり僕に抱きついて甘えている愛由の姿を見てピクリと眉を動かしてはいた。
「野外実習…お疲れ様でした」
 それでも事務員達は済ました顔に戻って深々と頭を下げた。
「生徒達と野外を走り回ってお疲れになったでしょう」
「それに、たくさんお楽しみになっていらっしゃいましたし」
 僕は念のため尋ねた。
「やっぱり…今の授業もビデオで収録されているのかな?」
「はい。もっとも広い野外が舞台でしたので固定カメラの設置されている箇所でしか撮影は出来ませんでしたけれど…川のところですとか、滝壺のところ、最後の露天風呂などはしっかりと収録されております」
「そうか、それは楽しみだな…あとで見てみよう。愛由ちゃんも露天風呂では乱れていたからなぁ、あとで一緒に見ようね」
 と、僕が横にいる愛由をからかうと、
「だって、もう…ご主人様もすっごくはりきってらっしゃるからぁ…」
 と顔を赤らめて愛由は僕の背中をパンパンと叩いた。
「ご主人様、お体のためにも少しお休みになられてはいかがでしょうか…?30分でもお休みになるとかなり体が回復されますよ。お昼はそれからお召し上がりになっても十分間に合います」
 事務員の一人が言った。
「うん、じゃあそうしよう」
 と僕は言って校長室の隣にある寝室へと入った。事務員達三人は何も言わずに僕の後ろからいそいそとついてくる。
「ええと…あたしはどうしましょうか…?」
 愛由が困ったように聞いてきた。
「君はさっき昼寝しちゃっていたもんなぁ。一緒に眠るのは無理なんじゃないか?」
 僕がからかうように言うと、愛由はまた顔を真っ赤にし、すぐに手でその顔を覆ってしまった。
「愛由ちゃん、冗談ですよ。私たちの役目はご主人様のお昼寝の“添い寝”をつとめるだけですから。愛由ちゃんもいらっしゃい」
「そうですよ、せっかくご主人様と一緒にいられる権利を得たんだから、可能な限りご一緒しないと」
 事務員達の言葉に愛由はぱっと顔を輝かせてステップを踏みながら寝室へと足を踏み入れてきた。その態度の現金ぶりに僕も事務員たちも思わず笑ってしまう。
 ベッドの上に上がると、僕は自分でさっさと服を脱ぎ捨て、全裸になってベッドの上に仰向けに体を伸ばした。三人の事務員達は僕が脱ぎ捨てた衣服を丁寧に折りたたんで隅に重ねると、自分たちも服を脱いで全裸になった。そして仰向けに寝る僕の両脇に二人が添い寝し、もう一人が僕の頭を自分の太腿に乗せて膝枕の形をとる。両脇に添い寝する二人は僕の体に柔らかい裸体を密着させて、僕を優しく包み込む“布団”の役割をつとめる。
「愛由ちゃんもいらっしゃい」
「は、はいっ」
 事務員達にうながされて、愛由はてきぱきと制服を脱ぎ、全裸となってベッドに上がってきた。事務員達大人の女の熟れた肉体とくっきりと対比される、三年生ながらまだ未熟で子供っぽい印象を受ける裸体だ。胸はそこそこ出ているが、もともと小柄でスレンダーな体型の美少女だから、事務員達と一緒にベッドにあがるとよけいにその差が際立つ。だが僕にしてみればその「差」を見比べること自体が楽しいことなのだ。
 ベッドに上がってきた愛由を、事務員たちは僕の胴体の上に向かい合わせになるように重ねて寝させた。つまり女上位の正常位の形で重なったのだ。だが性器同士を結合させているわけではない。
「いい?愛由ちゃん。あくまでご主人様にぐっすりとお昼寝していただくことが添い寝の役目ですからね。あくまで私たちは布団と枕の役に徹するの。ご主人様を変に興奮させちゃだめよ」
 事務員の説明に、愛由は当然過ぎる疑問を発した。
「でも…こんな形で寝ちゃったらご主人様、やっぱり興奮しちゃうじゃないですか?」
「うん、そういうこともあるけど…ご主人様、この学園に来られて以来お一人でお眠りになるってことがもうおできにならないのよ。いつも女性に囲まれていないと安眠もおできになれないの」
「そうだったんですか…なんだかちっちゃい子供みたいですね」
「まあそうね。だから、私たちとしては母親のような愛情をもってご主人様に安心してお休みいただけるよう、添い寝させていただくの」
「わかりました!」
 僕自身が気恥ずかしくなるような話を女四人はにこやかに話し合い、それぞれの役割分担を決めて僕の体を包み込むようにした。
「さあ、お休みください…ご主人様」
 膝枕をしてくれている事務員が僕の頭を優しく撫で、左右に添い寝している事務員二人は僕の両頬に柔らかい乳房があたるようにし、愛由は、
「お休みのキスです」
 と言って僕の唇に甘く口付けしてきた。
 四人とも、それ以上に特に僕を興奮させることもなく、ただ優しく包み込むようにして僕を眠りに導いていく。やはり野外での運動で疲れていたのだろう。すぐに僕は母親に寝付かされる幼児のような感覚で眠りに落ちていった…


 昼寝は30分ぐらいで切り上げた。起こされたのでもなく、自然と目が覚めたのだ。昼寝というものはこのぐらいで目を覚ますのがすっきりしてちょうどいい。
 昼寝のあとで事務員達と「お楽しみ」をすることもあるのだが、
「朝、していただきましたから…」
 と三人も辞退するので、僕は服を着て昼食をとりに出かけることにした。もちろん愛由も同行する。
「学内の食堂のどれかで一緒に食事しようか。どこがいい?」
 僕は愛由に決めさせることにした。この学園内には女生徒や教職員達のために各種食堂が設けられていて、高級洋食系、ファミレス系、喫茶店系、中華系の四種類が存在する。それぞれの食堂の従業員はこの学園の職員、およびアルバイトとして入っている女生徒たちで構成されている。
 女生徒たちは自分でお弁当をつくって教室や公園で食べることもあったが、これら食堂もよく昼食で利用していてなかなかに盛況となっていた。なんといってもこれらの食堂の経費は学園の運営費でまかなうので商品は全て無料となっているのだ。もちろんアイドルやタレント、あるいはその候補である女生徒たちはむやみに食べて太るようなことは厳しく戒められているから、そうやたらに食べることはない。
 僕も気が向くと昼食にこれら食堂を利用することがあったが、なかなかに味もいいし、さらには可愛いウェイトレス(もちろんこの学園の女生徒達)たちの制服姿を眺める楽しみもあった。それに…
「えーと、わたし、“エリーズ”に行きたいです、ご主人様!」
 愛由が僕の手を引いておねだりするように言った。「エリーズ」とは、学園内食堂のうちファミレス系の食堂の名前だ。
「わたし、お食事は別にいいんですけど、あそこのチョコパフェだけ食べたいんで」
 と、愛由は照れたように言う。その顔でそう言われては男としてはそこへ連れて行くほかは無い。
 広い学園内を歩いて「エリーズ」に着くまでの間、延々とさっきのような他の女生徒たちの嫉妬と羨望のこもった視線を僕と愛由は受け続けた。さっきは他の女生徒たちに見せびらかすように腕を組んでいた愛由だったが、さすがにあんまり度が過ぎると後が怖いと思ったか、いつしか手を繋いでついてくるだけになっていた。
 そうこうしているうちに「エリーズ」に到着した。
「いらっしゃいま…あっ、ご主人様!」
 僕に迎えの挨拶をしようとした女生徒のウェイトレスが、僕の姿を見てびっくりして声を上げ、
「こちらで、お待ちくださいませ!すぐ、参ります!」
 と言って、奥へと駆け込んでいった。
 確かに、「すぐ」だった。先ほどのウェイトレスは他に五人のウェイトレスと、この店の店長をつとめる事務員の女性を引き連れてすぐに駆け戻ってきた。恐らくこれがこの店の従業員全員なのだろう。
「ご主人様、ようこそ「エリーズ」でおいでくださいました。ありがとうございます!」
 一同がそろってお辞儀をしてくる。
 実は僕が各食堂へ出かけると、いつもこの調子なのだ。まぁ悪い気はしないのだが、毎度のようにこう大仰に歓迎されてしまうと気軽に食事にこれないという窮屈さも多少ある。
「では、ご主人様、どうぞ、こちらへ…」
 店長自らの案内で、僕と愛由は店の奥の、特別スペースに通される。この「エリーズ」もそうだが、各食堂には必ず僕専用のスペースが用意されていて、基本的に僕はそこで食事をすることになっている。もちろんあくまで基本であって、僕の気分で他の女生徒たちとテーブルを共にすることもある。だがこの時は愛由と一緒だということもあり、特別スペースを利用させてもらうことにした。
「あっ…」
「ご主人様〜」
 店内で食事とおしゃべりに興じていた客の女生徒たちが僕の来訪に気が付いて、お辞儀したり手を振ったりしてくる。僕は彼女達に笑顔で手を振ったりしながら愛由の手を引いて特別スペースに入った。
 この特別スペースは見た目で特に大きく他の客席と異なるわけではない。ただ僕一人のために大きいソファとテーブルが用意され、かなり余裕のあるつくりとなっているというだけのことだ。ただ、僕が腰掛ける椅子とテーブルの間はやや距離があり、僕が椅子に座ってテーブルの上の食事に直接手をつけるのはやや難しいぐらいの幅がある。僕向けの特別サービスが付加されるとき、この幅が意味を持つことになる。
 愛由は僕の向かい側に座る。そちら側は椅子とテーブルの間の距離は普通の幅となっている。僕らが席についたところで、店長が自らメニューを持ってきてくれた。
「ご注文を」
 愛由は先ほどの予告どおりチョコパフェのみを頼んだ。僕はメニューをしばらく眺めてからピザのランチセットを頼んだ。店長はにこやかに微笑んで僕らの注文を書きとめると、僕からメニューを受け取り、入れ替わりに別のメニューを差し出した。
 僕がそのメニューを開くと、そこには料理ではなく…店長とウェイトレスたちの顔写真と名前、所属クラスや部活のほかにスリーサイズまでが書き込まれていた。
「ご主人様用の特別サービスメニューは、いかがなさいますか?」
 と、店長が聞いてくる。僕はメニューをざっと眺めて、
「今日は愛由ちゃんもいるし、これから外へ出かけたりもしなくちゃならないから…ウェイトレスさん三人だけでいいよ」
 と答えてメニューを返した。
「誰か、ご指名はなさらないのですか?」
「指名すると選ばれなかった子に悪いから…君たちの間で決めてよ。この埋め合わせに、そのうちまたここに食べに来たときには店長以下全員に来てもらうからさ」
「かしこまりました」
 店長は僕からメニューを受け取ると、ニッコリと微笑んでお辞儀し、引き下がっていった。
「ご主人様って、お優しいんですね」
 店長が去ったところで向かいに座る愛由が両ひじをテーブルの上につけて頬杖をつきながら僕の顔を覗き込むようにして言った。
「そう?」
「だって“ご主人様”なんですから、よりどりみどりにお好きなように女の子をお選びになっていいのに、あえてそうされないですもの」
「うーん、やっぱり、選ばれなかった子が辛いだろうなあと思って」
「そこがお優しいんです。でも、みんな内心でご主人様に選ばれるのを期待して待っているところもあるんですよ。私なんか今日は一瞬一瞬が天国みたいですもの」
 そう言って愛由は愛くるしい笑顔を僕に向けた。言われた僕の方が照れてぽりぽりと自分の頬をかいて視線をそらせてしまった。
「ま、まぁ…この学園の生徒達は、みんな可愛いし魅力的だし…そもそもその中から選ぶなんてとっても悩ましいことなんだよなぁ…」
 僕らがそんな会話をしていると、
「お待たせしました。ご注文のサービスに参りました」
 と、僕らのいる特別スペースに三人のウェイトレスたちが入ってきた。ここのウェイトレスの制服はいかにもファミレスといった感じの、柔らかく可愛い雰囲気のデザインでスカートの色はウェイトレスごとに違う。ブラウスやスカートのすそはフリフリとして、腰の前には小さいエプロンがちょこんと巻かれている。首元にはスカートの色と合わせたスカーフが巻かれ、胸の上のアクセントになっていた。いつもの学年ごとの制服ではない彼女達の制服姿が見られるのもこうした食堂の魅力だった。
 ウェイトレスたちの胸に着けられた名札を見ると、
「1年A組・九条奈々美」
「2年B組・相原伊緒」
「2年C組・金沢清香」
 とある。
「ご注文いただき、ありがとうございました!」
「わたくしたちが、さっそく御奉仕させていただきます」
「ごゆっくり、「エリーズ」でのひとときをお過ごしくださいませ」
 と三人は挨拶し、僕の周りへとやって来る。そして三人は目配せしてそれぞれの配置を確認すると、二年生の二人が僕とテーブルの間の空間に体を入れて僕の足元に正座で腰を下ろし、一年生の奈々美が僕の横にちょこんと腰をおろした。
「では、失礼致します…」
 伊緒と清香の二人はそう断ってから、二人そろって僕の股間にズボンの上から手を触れてさすってきた。それと同時に、
「ご主人様、失礼致します」
 と奈々美が僕の首の後ろに腕を回して丸っこい顔を寄せてきた。そしてそのまま僕の唇にチュッとキスをしてくる。
 やがて伊緒と清香は協力し合って僕のズボンをおろし、パンツをおろし、僕のペニスを露出させてしまう。
「ああ、もうこんなにおっきい…!」
 伊緒が膨張し始めている僕のペニスを見て感嘆のため息をついた。清香は午前中のパイズリ実習に参加していたから、僕のペニスを見るのは今日で二回目と言うことになる。伊緒と清香はしばらく僕の肉棒を手でさすって大きくすると、
「失礼致します」
 とまた言って、まず伊緒が、続いて清香が、順番に僕の肉棒を口に含んでペロペロと舌で亀頭を刺激していく。そしてさらに二人一緒に僕の股間に顔を埋めてダブルフェラ奉仕へと展開していく。
 その間にも僕は上半身では奈々美を抱き寄せ、チュッ、チュッ、と甘いキスを繰り返していた。僕は奈々美の胸をブラウスごしにムニムニと揉む。
「ご主人様、ご注文の品でございます」
 そこへ別のウェイトレスがやって来て愛由の注文したチョコパフェと僕が注文したピザセットを持ってきた。それらをテーブルの上に置くと、彼女は僕に奉仕する三人をチラリと見て、
「では、ごゆっくり…」
 とお辞儀して引き下がっていった。
 僕に抱きついてキスを交わしていた奈々美がいったん僕から体を離し、ピザの一切れを手に取った。そしてその先端を僕の口元へと運ぶ。
「どうぞ、ご主人様」
 僕は差し出されたピザにさっそくかぶりついた。奈々美は僕が手ぶらで食べられるよううまく調整して僕の口へピザを運んでくれたので、僕の右手は依然として奈々美の少し大きめの胸をモミモミしている。
 その間も、僕の肉棒は二年生コンビ二人に入念にフェラチオ奉仕を受け続けている。
 僕専用の特別サービスというのが、これだ。どの食堂でも僕がそれを注文すればしてもらえるサービスで、僕に食欲と性欲の生物としての二大欲望を同時に満たさせるという趣向のものだ。いつもしてもらっているわけではないが、一度やるとやみつきになりやすいサービスでもある。
 このサービスがあるために、少しでも僕と肌を触れ合う機会を作ろうと各店のウェイトレスのアルバイト求人には志願する女生徒が殺到状態で、短い期間ですぐに交代させているということだった。
「奈々美ちゃん、ピザを口にくわえて僕に食べさせてくれないかな」
 僕が奈々美をグイッと抱き寄せ、胸をモミモミしながら言うと、
「は、はいっ」
 と奈々美はいったん元気良く返事をしたが、
「あの…わたし、このお仕事今日が初日で…まだ練習とかも十分じゃなくって…」
 とちょっとモジモジした、自信なさげな様子を見せた。
「大丈夫よ、ちゃんとできるわ」
「そうよ、ご主人様にご馳走して差し上げる、という気持ちを持てば自然とできますよ」
 僕の肉棒に口と手で奉仕している先輩二人が奈々美を励ます。
「はい…よろしくおねがいします…」
 奈々美は先輩たちの励ましに後押しされるように、ピザの一切れを手に取り、両手でそれを支えながら外縁部分を口にくわえ、先端を僕の方へゆっくりと進めてきた。
(どうぞ…)
 と無言のまま目線で僕を見つめ、奈々美はピザを僕に勧める。僕は奈々美の体を抱き寄せつつピザを先端から貪っていく。食い進むに連れ、奈々美と僕の顔の距離が近づいてゆき、最後は二つの口で一緒になってピザの残滓を味わう形になる。そのまま僕らは汚れた口を交えてキスしていく。
 僕が完全に飲み込み終えると、奈々美はいったん離れて口をティッシュで拭き、また次のピザの一切れを口にくわえる。そしてまた同じように口移しで僕にそれを食べさせてくれた。そうしている間も、股間では相変わらず二人の舌と唇がねっとりと僕の肉棒に快楽を与え続けている。
「それじゃ、交代して…」
 僕が指図すると、奈々美が僕の横から離れて僕の足元へと身をかがめていく。入れ替わりにそれまで僕の肉棒に奉仕していた伊緒が起き上がってきて僕の隣に座る。さすがにきちんと口を清めてから、僕と口付けを交わし始める。一方、僕の肉棒からは奈々美の、まだテクニックがぎこちない舌づかいの感触が伝えられてくる。
 伊緒はピザだけでなく僕の求めに応じてジュースを飲ませてくれた。もちろん、口移しでだ。さらに僕は悪乗りして、
「ねえ、ワカメジュースって飲ませてくれる?」
 と伊緒のスカートをめくってその中に手を入れ、パンティの上からチョンチョンと恥丘をつついた。伊緒は顔を赤らめながらも僕の求めにこっくりとうなずき、パンティをおろして下半身を露出させ、ジュースの入ったコップを手にとってがっちりと引き締めた股間の三角形の中にジュースをゆっくりと注ぎ始めた。
「あんっ…冷たい…」
 伊緒はくすぐったそうに声を上げた。こういう遊びはこの学園に来てから何度かやってもらっていたが、女の子にとっては液体を太腿と股間だけでこぼさずに支えるのはやはり大変なことであるようだ。早く、と言いたげな伊緒の顔を見て、僕はすぐに彼女の股間に顔を差し入れ、口を突き出してチュウチュウとジュースを吸い始めた。
「あっ、あっ…」
 ジュースの最後の一滴まで飲み干そうと、僕が恥丘にじかに口をつけて吸いたて、舐め始めると、たまらず伊緒が声を上げた。僕はすっかり飲み干すと、
「ありがとう、美味しかったよ」
 と伊緒にディープキスをしてやる。僕の唇や口内に残るジュースの雫を、今度は伊緒が舐め、味わっていた。
 僕はまた交代を指示した。今度は清香が僕の横に座り、フェラ奉仕は奈々美と伊緒のペアで続行される。
 清香は僕とキスを交わし、また口移しで残りのピザをたいらげさせてくれた。僕はその間もしっかりと清香の大き目の胸をわしづかみにし、ブラウスの上から揉み続けていた。彼女の大き目の美乳は午前中のパイズリ実習でも目で口で手で楽しませてもらっている。
 あとはデザートだった。生クリームがたっぷり乗せられた、プリンのデザートだ。愛由がもうたいらげてしまったチョコパフェほどの贅沢さはないが、なかなかにそそられる美味しそうなプリンだった。その柔らかそうなプリンを見ているうち、僕はまた悪ノリを思いつく。
「ねえ、清香ちゃん。君の大きくて綺麗なオッパイで、デザートを味あわせてくれないかな…?」
「ええ〜それはちょっと難しいんじゃないですか?」
 清香は自分の胸に手をやって困ったような顔をする。
「できるさ、君の大きい胸なら。胸を寄せて、ここにあのプリンを乗っければ」
 と、僕は両手で清香の胸を持ち上げ寄せてやりながら言う。
「ええ、でも…私が自分の胸を手で支えちゃうとプリンを乗せる手がありませんけど」
「大丈夫。愛由ちゃんに手伝ってもらえばいいさ」
「えっ、私ですか?」
 いきなり名前を出されて愛由がビックリしたような声で言った。愛由はもうとっくに大きなチョコパフェを影も形も無くたいらげて、僕と三人のウェイトレスたちの様子を興味津々の表情で眺めていたのだ。
「そう。君もヒマそうだから手伝ってくれよ」
「はい、じゃ、いまそっちへ…」
 意表を突かれた様子の愛由だったが、僕の声がかかったことで大いにハッスルし、僕の側の席へとやって来た。そしてプリンの皿を手にとって清香の近くに立った。
 清香はいささか恥ずかしそうにしながら制服のボタンを外し、ブラに包まれた大きめの胸をはだけた。そしてさらにそのブラも外して、「巨乳」一歩手前ぐらいの、柔らかそうに肉のついた綺麗な形の乳房を露出させる。制服は着たままで、胸だけを露出させたその姿に、僕はいっそう興奮してしまう。
「わあ、清香ちゃん、ほんと胸綺麗ねー」
 と、愛由が褒めた。
 清香はその二つの美乳を自ら両手で持ち上げ、中央に寄せた。そしてなるべく乳房の谷間に物が乗っても落っこちないようにより乳房を下から持ち上げて、それを支える状態で、
「愛由先輩、いいですよ」
 と声をかけた。愛由がそれに応じてプリンの乗った皿を用心深く清香の胸のそばに寄せ、ゆっくりと皿を傾けてプリンを「乳の皿」の上へとすべりこませた。プリンの上にたっぷり乗った生クリームは形を崩さなかったが、かけられていたシロップは当然ながら「乳の皿」の上に垂れ落ちる。その雫のいくつかは清香の美乳の上をツツーッと線を引いて垂れて行く。
「おっと」
 僕はその垂れていくシロップの雫にすばやく唇をつけて舐めとった。
「あっ」
 僕に乳房の表面を舐められて、一瞬悶えかけた清香だったが、懸命にバランスをとってプリンを落とすまいと胸を支えた。
「では、いただきまーす」
 と僕は言って、「乳の皿」の上に乗ったプリンにスプーンを差し入れてゆっくりと口に運び始めた。ゆっくりと運んだのは少々悪戯心が出て、懸命に乳房を支えている清香に意地悪しているところもあったが、清香の美乳を目で味わいつつ甘いプリンを味わうというシチュエーションがまたたまらず、ついついゆっくりになってしまうところもあった。
 スプーンでプリンを運ぶ間、僕はわざと生クリームをいくらか「乳の皿」の上にこぼしていった。そしてプリン本体がほとんどなくなったところで、僕は残ったクリームとシロップを、手で清香の乳全体に塗りたくっていく。
「あんっ、もう、ご主人様ったら!」
 僕の悪戯ぶりに清香が半ば呆れ顔で笑った。僕はクリームとシロップまみれになった清香の美乳に舌を這わせ、ペロペロと舐め上げていく。
「うーん、甘くて美味しいよ、清香ちゃんのオッパイは」
「あん、くすぐったいですぅ…!」
 僕はまんべんなくクリームを塗った清香の美乳全体を舐め回すと、まだ皿の残っていたクリームやシロップを清香の乳首全体に塗りたくり、そこに吸いついてしゃぶりたてた。さらに、
「君たちも舐めてごらん」
 と、余ったクリームとシロップを僕自身の肉棒に塗りたくった。フェラを続けていた伊緒と奈々美はいっそう美味しそうに僕の肉棒をしゃぶりたてる。
「わ、あまーい」
「いつにも増して美味しいです、ご主人様」
 わざわざ「いつにも増して」などとつけるあたりが二年生だな、などと僕は思いつつ二人の頭を撫で、清香の乳首をしゃぶりたてていった。
「あの…わたしもいただいていいですか?」
 なんだか仲間はずれにされる気分になったのか、愛由がねだってきた。
「じゃあ、三人でしゃぶって」
 僕はクリーム・シロップをさらに補充して肉棒に塗り、愛由も足元にひざまづかせて伊緒・奈々美と一緒に舐めさせた。足元の三人は交代で、あるいは同時に僕の肉棒をしゃぶり続け、僕は僕で清香の美乳をしゃぶり続ける。特別スペースにはちゅぱちゅぱという舌や唾液のはぜる音が響き、ちらりと視線をやれば、そんな僕らの様子を客の女生徒達が興奮した様子で見ているのが目に入ってきた。
 クリームもシロップも完全に舐め取られ、僕の食欲はすっかり満たされた。あとは性欲を完全に満たすだけだ。もう肉棒はギンギンにそそり立ち、女肉に包まれて解放されたいとピクピクと悶えている。
「四人とも、テーブルに上体を乗せて、僕にお尻を向けて並ぶんだ」
 僕は顔を紅潮させている四人の女生徒達に命じた。四人は指示通りにその態勢をとり、僕の目の前にスカートに包まれたお尻を並べた。僕はその一人一人のスカートを順番にめくり、すでにパンティをおろしていた伊緒以外の三人のパンティも剥いてお尻と陰部を露出させた。
「もう、準備はOKだね…Hな子たちだ」
 僕は手で四つの花びらの感触を確認しつつ、四つのお尻をさわさわと撫でながら言った。そしてまず一年生の奈々美のお尻の後ろに立ち、肉棒を花びらに突き入れた。
「新人ウェイトレス、よく頑張ったね」
「あっ、あっ、ありがとう…ございますっ!」
 僕に貫かれながら、奈々美はお礼を言った。しばらく奈々美にピストンしてから隣の伊緒に、
「ワカメジュース、美味しかったよ」
 と言いながらズブリと突き入れる。伊緒の小ぶりでひきしまったお尻を抱えつつピストンする。
「はぁ、うんっ!はい、ありがとうございます…!」
 伊緒から引き抜いた肉棒を、その隣の清香の花びらに挿入する。そして両手を伸ばして清香の美乳をもみしだきつつ、激しくファックしてやる。
「清香ちゃんのオッパイプリン、美味しかったよ」
「あんっ、あああんっ!嬉しいですっ!ご主人様っ!」
 そして最後の愛由だ。
「今日でもう二度目の合体だね」
「はいっ、とっても幸せです…」
「やれやれ、同級生に恨まれても知らないぞ…」
 本日二度目に突き入れた愛由の肉壺は、さっき露天風呂でも思ったようにやっぱりかなり「美味しい」。内部の襞の具合や締め付け方は、他の三人と比べてもやっぱり歴然と気持ちよかった。でも、こうして入れ比べるからそうした違いが分かるのであって、どの子とでも合体している時はそれぞれに気持ちよく、征服している快感に酔っているものなのだ。
 しばらく滞在した愛由の名器から引き抜いて、今度は清香、伊緒、奈々美の順で突き入れていく。奈々美まで来たらまた最初のように谷渡りをしていく。これを繰り返し、僕は最終的に伊緒の中で弾け、精液をたっぷりと注ぎ込んだ。


「ありがとうございましたー!またのご来店を…」
 店長とウェイトレスたち全員の見送りを受けて、僕と愛由は「エリーズ」をあとにした。
「さてと、このあとは“ピーチーズ”のみんなとお仕事外出だな」
 僕にとっては学園に来て以来初めての外出となる。なんだか「シャバに戻る」みたいで期待と不安半々の妙な気分でもあった。
「あたしも春休みにちょっと家に帰って以来、外に出てないんです。“ピーチーズ”全員と一緒、っていうのも楽しみだな」
 愛由はわくわくと楽しそうに言って、また僕の腕に抱きついてきた。

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