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第三十一日 誓約の日(6)

 1年A組の9人との合体を完了すると、僕は隣の2年A組のテーブルへと移動した。
 ここでも同じように号令をかけて、今日まだ僕と交わっていない女生徒を集めさせる。このクラスでの該当者は12人と多めだった。
「うーん、12人か。また続けて立ちバックというのもなぁ…」
 僕が考え込むと、2年生の女生徒が知恵を出してくれた。
「ご主人様、このテーブルの上でしちゃうっていうの、いかがです?」
 なるほど、この大きなテーブルは周縁に料理が置かれているが、中央は大きな空間が空いている。ここなら僕も含めた13人が十分乗れるだろう。今日も使ったような巨大ベッドに比べると下が固くてセックスには少々辛いかも知れないが…
 ところが実際にテーブルの上に上がってみて驚いたのだが、このテーブル、中央部分はもともとベッドのような柔らかい構造になっていたのだ。まさに食欲と性欲を同時に満たすために設計された家具というわけだ。こんなこと考えたのも祖父の二宮敬蔵なのだろうか…。
 12人の女生徒達も僕に続いてテーブルの上に上がってきて、僕を取り囲むように座った。僕らの周りには様々なパーティー用の料理が並べられていて、なんだか料理に囲まれてセックスするようで変な感じだ。
 さっきの一年生達と比べると二年生達はグッと「大人」の雰囲気が増してくる。それでも「大人」の女性にはなりきれない初々しさをほどよく残している。思えば美少女アイドルなんかのピークは17才ぐらいかもしれない。
 僕を取り囲んでいる17才ぐらいの女の子達は、当然ながらいずれもタレント候補になるほどの美少女たちばかりだ。中には実際にデビューを済ませている子もいる。そんな輝くように魅力的な少女達が、生まれたままの姿で、僕との交わりに胸をときめかせて僕を取り囲んでいる。
 僕はいきなり本番にとりかからずに、彼女たちと前戯ともいえる戯れを始めた。2、3人をいっぺんに抱き寄せてキスしたり、4、5人を仰向けに並べて寝かせてその上に覆いかぶさり乳房を順番に舐めていったり、彼女たちを並んでひざまづかせて僕が彼女たちの間を歩き、フェラチオのリレーをさせてみたり…こんな遊びを次々と楽しんでいった。その合間にも料理に手を出して食事も同時に楽しんでいく。
 さっきの一年生のクラスと比べると二年生達は性そのものに慣れていて屈託無く楽しめるようだ。考えてみれば彼女たちは僕よりこの学園での生活期間が一年も長いのだ。テーブルを取り囲んでいる同級生達も、僕らのテーブル上の戯れを、食事や談笑をしながら眺めて、自分達でも楽しんでいるようだ。
 12人の女の子達と充分に戯れた後、僕はセックスにとりかかった。
 いろいろ考えた末、12人を2人ずつのペアに分け、それぞれレズのように正常位で抱き合わさせる。その6組をテーブルの外に頭が向くように円状に並べる。
 しっぽりと潤んだ12個の個性的な女性器が、ズラッと並んで僕に差し出される。僕は満足そうにそれらを一つ一つ観察して、最初のペアの後ろに膝を付いた。そして彼女たちにさんざん弄ばれたペニスを、上下に重なった二つのヴァギナの間に差し入れる。
「あれ…?」
 挿入を待ち受けていた二人の女生徒は、肉棒が自分達の恥丘をなぞるように差し入れられてきたことに意表を突かれたようだ。
 僕は二人の股間を密着させ、二つのヴァギナの間に出来た肉の狭間に自分の分身を突き入れ、擦り付けた。本物の挿入とは感触はまるで異なるが、これはこれで独特の感触が楽しめる。
 僕が肉棒を動かすことで、二人のヴァギナの外縁が刺激され、クリトリスにもほどよく擦れて、女の子達も快感を感じているようだ。僕は二人の女性と同時に結合しているような錯覚感をしばらく楽しむ。
 そうして気分が乗ってきたところで上の女生徒のヴァギナに挿入する。
「くっ…あっ」
 僕の肉棒の挿入を、四つん這いになっている女生徒が嬉しそうに声を上げて受け入れる。彼女の膣内はたっぷりと愛液を含んでスムーズに僕を受け入れ、優しく締めつけてくる。一年生ではこうはいかない慣れた反応だ。
 僕は後背位でのファックをしばらく楽しむと、ペニスを引き抜いてただちに下の仰向けになっている女生徒の腰を引き寄せた。そして待ちこがれて濡れているヴァギナにペニスを突き入れる。
「ああ…、嬉しい」
 自分の上にいる女生徒が突き入れられているのを見せ付けられ、自分に挿入されるときのことを想像して興奮していたのだろう。彼女もまたたっぷりと蜜を含んだ膣で僕の分身をじっくり味わうように締めつけてきた。
 一年生とはまた違った、それなりに開発された女性の魅力を僕は楽しむ。ペニスで中身を味わうだけでなく、全身で二人の女生徒に覆いかぶさるように密着して、あっちこっちにキスを浴びせ、両手で四つの乳房を揉みしだいてやる。
 二人に均等な時間だけ滞在すると、僕はペニスを引き抜いてその隣のペアの後ろに回る。こちらにもいかにも美味しそうな二つの蜜壺が縦に並んで僕の挿入を待ち受けている。
 僕はさっきのペアと同じように手始めに二つの女性器の間に肉棒を挟み込んだ。二人の愛液でスムーズに差し込みができ、僕は二人の女生徒の下半身を密着させてその肉の狭間に肉棒を抜き差しして楽しむ。その間にも指を二つのヴァギナに挿し込んで弄ってやる。しばらくそうして楽しむと今度は下になっている女生徒から挿入だ。
 …こんな調子で、僕は6組のペアの12個のヴァギナを順番に楽しんでいった。そうしながら女の子達に命じて周りを取り囲んでいる料理を適当に取って来させ、ファックに忙しい僕に手や口移しで食べさせる。またしても性欲と食欲を同時に満たす行為だ。
 僕のそんな様子を周りの2年生の女生徒達も楽しげに談笑したり料理を手にとりながら眺めている。同級生一人一人のSEXぶりをじっくりと観察して楽しんでいるかのようだ。時には、
「愛香ーっ、しっかりー」
 などと、僕にバックで突き入れられている女生徒に、まるでスポーツの試合の応援のような声を浴びせる娘もいる。なんとも変な感じだ。
 途中で素晴らしい名器の女生徒がいて、あやうく僕もイキそうになったが、この後のこともあるので必死にこらえ、その上の女生徒のヴァギナへと移ってなんとか放射感を遠ざける。そのためにその名器の持ち主には短い間しか滞在出来なかったので、悪いと思った僕はややあってもう一度挿入してやった。その名器をもう一度味わいたいという本音も少々あったが…でもやはり長い間はこらえきれず、名残惜しくもすぐに引き抜く始末だった。

 2年A組の女の子達全員との合体をなんとか果たすと、僕はその隣の3年A組のテーブルへと移動した。
 このクラスで僕に今日まだ抱かれていないのは思いのほか少なめで7人。7人は呼び出さないうちから積極的に集まってきて僕を取り囲んだ。
「ご主人様、はやくぅ…」
「下級生たちとあんなに時間をおかけになって…待ちくたびれちゃいましたわ」
「さあ、ご主人様、テーブルの上にお乗りになって」
「私たちの体を、どうぞお楽しみ下さい」
 こんなことを口々に言いながら、全裸の7人の女生徒達は僕に抱きつき、胸を押し付け、脚を絡ませ、キスし、僕のペニスに触れていった。
 僕も気が急いていたので、さっそくテーブル中央のベッド部分に上がる。7人の美少女達も後を追うようにテーブルに上がってきて僕を取り囲む。
 一年生から順番に裸体を眺めてくると、三年生たちのプロポーションの良さが目立つ。体もほどよく熟れてきて、なおかつ肌の張りもピチピチとして、表情にも大人っぽい色気が漂うようになってくる。こうして三年生たち30人ぐらいに全裸で取り囲まれると、その肉体から放たれる強烈なフェロモンの香りに頭がクラクラとしてくるほどだ。
「ご主人様、お疲れでしょうから横になられてください。あとは私たちにお任せを…」
 彼女たちにそう言われて、僕はテーブルの上に大の字で横になった。頭のそばに一人の女生徒が来て、僕に膝枕をすすめてくれる。僕が全身を横たえると、枕役の一人を除く六人の女生徒達が一斉に僕の体に群がった。
 二人が僕の胸に抱きつき、僕の乳首を吸い始める。そそり立つペニスにも二人の女生徒がついて左右から同時に舌を這わせ、あとの二人は僕の両脚にそれぞれ抱きついて太股や足の指を口で愛撫し始めた。
 さすがに三年生ともなるとみっちりと男を喜ばせる技術を仕込まれていて、僕の身体を巧みにじらし、ほどよい刺激でよがらせてくれる。胸に、肉棒に、足に六つの舌が這い、僕に心地よい快感を与えてくれる。僕は立て続けのセックスでやや疲れを覚えてきた身体を心地よい脱力感に浸らせ、うっとりと目を閉じる。そんな僕の頭や顔を枕役の女生徒が優しく手で撫でてくれるのだった。
「ご主人様…そろそろお入りになりますか?」
 しばらくして、ペニスに奉仕していた女生徒のうちの一人が顔を上げて僕に尋ねてきた。
「うん…頼むよ…君たちに任せた…」
 僕は脱力感のままに小さな声で答える。
 これを聞いてその少女が笑った。
「ご主人様、お願いですから私たち全員とするまで持ちこたえて下さいね…」
 脅すような言葉を口にしてから、その少女は体を起こし、僕の腰の上に跨った。そして一緒にペニスに奉仕していた女生徒の助けを借りながら、肉棒を自分の蜜壺に納めていく。
「ふ、うぅっ…」
 ため息のような声を漏らして、その女生徒は僕のペニスを自らの肉体の中に収納した。そして自らの中に納めた「ご主人様」の分身を自ら締めつけ、擦り付け、快楽を与えつつ自分も楽しみ始めた。
「おおっ」
 僕は思わず快感の声を漏らしてしまう。
「ご主人様…気持ちイイですか?由佳ちゃんのオマ○コ…」
 僕の乳首を舐めていた少女が、僕の顔に自分の顔を寄せてきて聞いてきた。僕は股間の快感を堪能しながら、その少女の身体を抱き寄せる。
「うーん、気持ちイイよ…君のもイイのかなぁ…?」
 ふざけるような調子で僕がそう言うと、その少女は僕の頬に両手を沿えて唇にキスをし、僕の口の中に自分の舌を挿入して僕の舌と絡ませあい始めた。そして口を離すと、
「うふふふ…ではお試しを…」
 と言って、由佳と呼ばれた少女に交代を呼びかけた。由佳はやや名残惜しげに僕の肉棒を解放し、入れ替わりにすぐその少女が騎乗位で僕の肉棒を膣内に納めた。
 由佳とはまた違った肉の締め付け、快感が僕の分身を包む。
「いかがですか?ご主人様…」
 その少女は大きめの自分の胸を自分で揉みながら、悩ましげに僕の目に視線を送る。
「ああ…君のも素敵だ…」
 僕はそう言いながら、彼女の与えてくれる刺激に負けまいと、自分から腰を突き上げて彼女を攻め立てる。
「ああ、あっ、凄い、ご主人様っ!」
 僕の突き上げを受けて少女は両手を僕の腹について、快楽の波を必死に堪えているようだ。
 僕のペニスを譲り渡した由佳が、僕の上半身に抱きついてきた。そして僕と熱いキスを交わす。すると反対側に抱きついていた女生徒も乳首舐めを中断して僕にキスをねだってきた。僕は二人の美少女を両手で抱いたまま二人と同時にキスを交わし、三つの舌を絡ませる。
 下半身では二人の女生徒が完全に僕の足に身体を抱きつかせて、全身で僕の足に擦り付けるように刺激を与えてくれていた。腹の上にも一人の美少女が座り、いま僕の肉棒を膣内に納めている少女と向かい合う形になった。腹の上にまたがった少女はヴァギナを僕の腹にこすりつけるようにして、僕と結合している少女と手を取り合い一緒に踊るように身体をくねらせはじめた。やがて、肉棒はいったん解放され、腹の上にまたがっていた少女がただちに移動してそれを自分の濡れた膣の中に納めた。
 僕は自分の分身が膣肉の中に包まれているのと同様に、自分自身の身体全体を女体の中に埋没させていた。自分自身がペニスになったように、全身が女体の群の中に包まれている。僕はもはや何も考えず、体も動かさず、交代交代で技工巧みな女生徒達が与えてくれる快楽に、我が身を完全にゆだねていった。
 7人全員との合体を果たしたところで、僕はようやく快感を絶頂に近づけ、射精感に襲われた。それと察知した7人目、最後に僕の肉棒を受け入れた女生徒は僕の精液を受け入れるべく、腰の動きを速め始めた。それを見て他の六人も僕を絶頂に導くべく各所での奉仕作業にアクセルを入れ始める。
 そして僕はようやく達した。結合していた七人目の女生徒の膣の奥へと、このパーティーで最初の射精を放つ。精液の放出を感じて、その少女も感極まって達したようだ。僕と結合したまま、ゆっくりと僕の胸の上へ倒れ込んでくる。
 僕もかなり恍惚とした気分で、しばらくペニスを膣内に納めたまま、7人の女体に包まれた状態で余韻に浸っていた。

 これで3クラスぶんを済ませたことになる。まだ6クラスが残っていた。僕は焦らずじっくりと楽しみながら、全員との合体作業を進めていくことにした。夜は長いのだ。
 ここまでは一年生から三年生へと進んで、その成長の過程を実体験として楽しめたのだが、次は逆に三年生のクラスから一年生のクラスへと進んでいくことにした。
 こう進んでくると、奉仕の技術的な部分では次第に質が落ちてくるのは否めないものの、まだ染まっていない新鮮さ、無垢さが増して来るという楽しみがあった。
 最後の1年B組とのセックスでは、まだ僕以外の男性を知らない、まさに僕の為だけに用意されたような無垢な肉体をこんなにたくさん我が者にしているんだと独占支配の実感に満たされつつ、僕は一人の少女の中へ精を放った。
 残りの3クラスは再び一年生から三年生へと進んでいく。こんな調子で僕は残りの女生徒全員との結合を果たしていった。最後の一人が終わる頃には、もう他の生徒はパーティーの談笑にも疲れ切って、みんな床やテーブルの上に座りながら、僕と女生徒達との乱交をただ眺めているようになってしまった。
 僕もさすがに最後の方は快楽をむさぼるというよりも「義務」とも思える使命感に従って、ひたすら全生徒と交わることに専念していた。
 最後になった3年C組の女生徒たちと乱交し、その一番最後の女生徒の子宮へと精を放ったとき、時間は深夜の12時を回っていた。「誓約の日」は正確には過ぎてしまっていたのだ。もちろんそんなことをいちいち気にするようなものではないが…。
 僕が射精を終え、挿入したまま恍惚とした気分で最後の女生徒の上にガクッと身を重ねると、僕が果てたことを察した周りの女の子達が、
 パチ、パチ、パチ…
 と拍手を始めた。はじめ散発的で控えめだった拍手はやがてこの屋上のパーティー会場全体に響きわたる拍手の嵐へと膨張していった。僕は思わず体を起こして、あたりを見渡す。270人の少女達全員が、全裸で微笑みながら、僕を祝福するように拍手の嵐を贈ってくれている。
 なにやら恥ずかしい気分になって、僕は顔を紅潮させながら最後の少女との結合を解いた。数多くの女性の愛液にまみれた肉棒が、少し萎えた状態でヌルッと引きずり出される。
(今日は本当にご苦労さん…)
 と、思わず自分の分身にいたわりの言葉を心の中でかけてしまう。
「ご主人様…御苦労様でした。これで、わたくしたち生徒全員との『誓約』が終わりました…」
 安奈がいつの間にか僕のすぐ脇に来ていた。安奈は僕に向かって深々と一礼し、僕に近づいてくる。そしてふらつきがちな僕を支えるように僕の両肩に手を置くと、顔をグイッと近づけてきて、僕と唇を合わせた。
 安奈は今日一番最初に抱いた女性だ。今日一日かけて多くの女性とさんざん肌を重ねてきたが、こうして安奈と触れあうと懐かしいような新鮮さを覚える。
 安奈は僕の唇に軽くキスしただけでスッと唇を離し、周辺の生徒達に、
「ご主人様のお体をお清めして」
 と指示を出した。言われた女生徒達数人がタオルなどを手に持って僕の周りに群がってくる。そして汗にまみれた僕の全身をぬぐい…愛液と精液にまみれた肉棒は二人の女生徒が顔を近づけ、舌で直接清めていってくれた。
(そんなことされたら、またしたくなってくるじゃないか…)
 僕はそう思いつつも、彼女たちのほどよく弱い刺激を与えてくれるテクニックに身を任せていた。
「ご主人様、これから一階に降りていただきます」
 と安奈が言い出した。僕は身を清められながら、
「え?まだ続きがあるのかい?」
 と聞き返してしまう。だってようやく270人もの女生徒全員とのセックスを終えたばかりなのだ。
「いえ、あとはあくまで儀式みたいなものです。それで今日の『誓約式』は完全に終わるのです。全員がご主人様に愛していただいた後で、また改めてご主人様への忠誠と奉仕を誓うのです」

 女生徒達は安奈の指示を受けて、秩序正しく屋上のパーティー会場を後にして一階へと降りていく。全身の「清め」が終わると、僕もまた全裸の女生徒達10人ほどによる「女体御輿」に担がれて一階へと移動する。
 この学生寮の建物の一階にはロビーや大浴場といった各種施設があるのだが、その中に全員を集めた集会などが行えるよう大広間も用意されている。この日の『誓約式』の真の終点はここということなのだった。
 僕を担いだ「女体御輿」がこの大広間に入ると、先に来ていた200人以上の全裸の女生徒達が広間に敷き詰められようにひしめいていた。何度見てもこの光景は圧巻という他はない。そして彼女たちは僕が入場してくるのに気が付くと、一斉に歓迎の拍手で迎えるのだった。
 僕は大広間の端に設けられた壇上、その上にある安楽椅子へと導かれた。僕がその椅子に腰を下ろし、辺りを見回すと、この大広間全体に布団が敷き詰められていることに気づく。
(ま、まだするのか…)
 さすがに疲れを覚えている僕は、ややこの光景に怖くもなった。しかしその一方で僕に向かって熱い視線を向ける270人もの全裸の美少女たちがひしめいている眺めに改めて興奮もしてしまう。しかもこの女の子達全員が僕一人のものであり、全員が今日一日のうちに僕の肉棒を受け入れたことを思い起こしてしまうと、なおさら僕の股間が反応してきてしまうのだ。
 そんなことを思いながらよく見ると、女生徒達だけでなくめぐみや奈々、ブリンクの二人といった教職員全員も一糸もまとわぬ全裸の姿で女生徒達に混じっている。他にも各部門の職員の女性達も紛れ込んでいるようだ。どうやらこの学園内の全ての女性が、この広間に集められているようだ。
 この大広間でも、仕切り始めたのはやはり安奈だった。300人からいる女性達の先頭に進み出て、僕の前にひざまづく。これに倣うかのように全ての女性達が正座の形で僕の前にひざまづいた。
 よく言う「三つ指をつく」という形なのだろうか、安奈は両手の指先を折ったひざの前にそろえて、僕に深々と礼をした。もちろん他の全員もこれに倣う。
「ご主人様…今日は一日御苦労様でした…そして、有り難うございました…わたくしたち全員を一日かけてしっかりと愛を注いでいただきました」
「有り難うございます…!」
 女生徒達全員が放った僕に対する感謝の声が、大広間に響きわたる。
「今日で、この『後宮学園』の全生徒は完全にご主人様のものとなったのです。これからはご主人様はいつでもどこでもご自由に私たちの身体をお楽しみいただけます。ご主人様の注いで下さる深い愛に負けないよう、私たちも精一杯のご奉仕をさせていただきます。ご主人様へ絶対の忠誠と愛情を捧げることを改めてお誓いいたします。
 明日から、本当にこの学園はご主人様のハーレム、後宮になるのです。これからもよろしくお願いいたします。ご主人様…!」
 安奈の演説を後押しするように、女生徒全員が、
「よろしくお願いいたします…!」
 と一斉に声を上げた。そして全員がまた深々とお辞儀をする。300もの裸の美女たちが繰り広げるこの光景に、僕はクラクラとするぐらいだった。まして彼女たちが言う「ご主人様」というのが他ならぬこの僕自身なのだから…
「ご主人様、おめでとうございます。これでご主人様はこの後宮学園の真の支配者となったのですわ」
 いつの間にか側に来ていためぐみが僕に語りかけてきた。気が付くと、教職員の15人が僕を取り巻くように集まってきていた。
「敬蔵さんが成し遂げ得ず、ご主人様に引き継がせようとなさっていた大きな夢…現代のハーレムが、今ここに完成したのです。ご主人様が作り上げたのですわ」
 めぐみはそう言って、僕の手を取った。
「そんな…僕はただお祖父さんの遺産をそのまま引き継いだだけだ。自分では何もしないで、こんな全世界の男の中でも最高の快楽をむさぼれるなんて、なんか申し訳ないようにも思ってるんだ」
 僕は正直な気持ちをめぐみに洩らした。征服感に酔いしれながらも、どこか心の中でそんな罪悪感のようなものが僕の良心をつついていた。
 僕の言葉に、めぐみはまるで女神のような美しい微笑を見せると、手を引いて僕の身体を自分の方へ抱き寄せた。めぐみの柔らかく大きな二つの乳房が、僕の胸板に当たってつぶれる。僕の顔のすぐ前にめぐみの美しい顔があった。
「…いいえ、この後宮は、ご主人様が、ご自分の手で、ご自分の力で完成なさったものなのです。少なくとも…ご主人様はここにいる全員に分け隔てなく愛情を注いでくださいました。こんなことは、そう誰にでも出きるものではありませんわ。…ご主人様の注いで下さる深く広い愛情に心を打たれたからこそ、この後宮学園の全員がご主人様に忠誠を誓い、愛情が捧げることにもなったのです」
 そう言って、めぐみは僕に熱いキスをしてきた。めぐみと舌を絡ませながら、僕はめぐみの言った言葉を頭の中で反芻していた。
 そうなのか?本当にそうなのか?全ては僕のために何もかも設計されているのではなかったのか?
 そんな思いが頭に浮かびながらも、少女達とはまた違った熟れた裸体に密着している内に、僕はまたじわじわと性的興奮を覚え始めていた。
 固くなり始めていた僕の肉棒に、手がさわさわと触れた。背中から奈々が僕に抱きついており、両手で僕のペニスを刺激し始めていたのだ。
「さあ、ご主人様。生徒達との誓約はお済みになったのですから、今度はわたくしたちと…」とめぐみ。
「今度は教員の私たちが、生徒達に模範を示す番ですわ」と奈々。
「さあ、ご主人様、まだまだ夜は長いですよお」と美紀。
「あ、ああ…」
 僕はそうつぶやきながら、15人の教員役の美女達の肉体に包まれていった。今日一日抱き続けた、女生徒達とは明らかに違う成熟した女体が僕に新鮮な刺激を与えてくれる。僕はもう完全に彼女たちの奉仕に身を任せた。
 そんな僕の姿を、優しく微笑んで見つめる安奈の顔が、視界の端にチラッと見えた。
 いつしか、僕は大広間の中央に備え付けられた巨大なベッドの上に移されていった。ここで15人の美女達と愛し合うのだ。
 周囲にはこれを見守る270人の女生徒達、そして事務関係の職員の女性達30人だ。その全員が全裸で、僕と15人の教員達が愛し合う様子を見つめている。
(教員達と終わったら、次は職員達としなきゃいけないんだろうな…)
 そんなことが僕の思考をかすめる。だが、今はとにかく女優も多く含まれるこの15人の美女達との交歓を堪能することだ。今日僕に「誓約」を果たした数多くの女生徒達に模範を示すことにもなる。
 ベッドの上に横たわった僕の全身に、15人の美女が群がる。この15人と同時にセックスするのも初日以来だ。
 そう、まだまだ夜は長い。まだまだ僕の「誓約式」は終わっていない。
 そして…僕だけの後宮、ハーレムも今日その真のスタートを切ったばかりだ。めくるめく快楽と愛欲の日々が、明日からもまだまだ続いていくことになるのだ。


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