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歓楽のハレム

ハレム小噺「ソープランド〜泡の国に誘われて〜」

 (6)ベッドプレイ 〜愛の宴の、その果てに・・・〜

 


「えーと、じゃあ、かんぱーい」

「「「かんぱーい!!!」」」

自分の気の抜けた音頭に続いて、何十もの女性達による音頭が部屋に響いた。自分が冷たいビールの注がれたグラスを近くの泡姫に向けると、彼女はジュースの入ったグラスを両手で持ち、チンと軽く音をさせて合わせる。その後、何人かの姫とグラスを合わせてからグラスを煽る。喉に流れるビールが、また何ともいえず美味く、思わず「ク〜!!」と唸り声を上げてしまった。

浴場での椅子洗い、潜望鏡、マット洗いととびきり濃厚なサービスをようやく終えて、自分と姫達はバスタオルを身体に巻いた姿で、最初のベッドのある部屋に戻ってきた。

今いるのは、あの巨大なベッドの側に据え付けられている高級そうなソファセットの上だった。ベッドに向かって「コ」の字型に組まれたそれは、おおよそ10人以上は楽に座れるくらいの大きさだろうか。自分はその中でも一番大きいソファの真中に座って、両脇に3人ずつの泡姫たちが座っていた。他のソファにも姫たちが座っているが、さすがに30人以上いる全員が座る事は出来ず、半分以上の姫たちはソファの周りや椅子に囲まれた部分に立ったり座ったりしている。

自分たちのソファの前にはテーブルが置かれていて、今飲んでいるビールやジュースの他に果物やおつまみのような食べ物も用意されていた。自分はビールのグラスを置いて、おつまみに手を伸ばした。サラミのおつまみを口に放り込むと、果物にも1つ手を出す。

「あら、新出さま、お腹が減ってました?」

「う〜ん、さすがにね」

姫の言葉に、自分は思わず苦笑する。自分が一番最初の迎えの車に乗ったのは昼過ぎだった。今の時間はというと、既に日は落ちて外は真っ暗になっており、一般家庭なら夕食後の一家団欒といった時間という事らしい。いかに今までのサービスが濃厚でじっくり行われたのか、というのがよく分かった。

「それならお酒だけではなく、お食事の用意もしておきましょうか?」

「いや、いいよ。まだ大丈夫だから」

自分は姫の勧めを断った。確かに今は半ば無意識に食べ物に手が出たが、さっきビールを飲むまでは正直な所空腹の事など完全に忘れてしまっていたのだ。どうも最初に30人以上の姫達にお出迎えをされサービスが始まってから、性欲の「たが」が切れて暴走気味になっているようで、それが食欲を上回って空腹など感じなくなっていたらしい。今も裸にバスタオル一枚という格好の姫達に周りを取り囲まれている状態で、早くも肉棒はその大きさを増し始めていた。

「でも、思うんですけど新出さまって、やっぱりすごいですよねえ〜」

突然、ソファの後ろに立っていた姫の一人が身を乗り出して声をかけた。一瞬股間を見られたのかと思った自分は、少し焦ってしまう。

「え、な、何で?」

「だって今までのプレイもすごく楽しまれてましたし、とても元気だし」

「そ、そうかなあ?」

「あ、私も『すごい』と思いましたよ。前に二輪車をした時のお客さんなんて、なかなかオチ○チ○大きくならなくて大変だったし・・・」

「そうよねー、やっぱり普通の人だと、こういう時ってビックリしちゃってそれどころじゃないって事、多いわよね」

「・・・それって、僕が普通じゃないって事?」

「そういう事じゃないですよ〜。なんていうか、器が大きいとかって事じゃないですか〜」

自分の挙げ足を取ったツッコミに、その姫は笑いながら弁解する。自分も思わず苦笑した。

「新出さま、今までの中で一番気持ちよかった娘って、誰かいます?」

「え、一番気持ちよかった・・・?・・・うーん・・・」

自分は、ここまでのプレイの事を思い出しながら少し唸った。

「エリカちゃん、無茶言っちゃ駄目よ。こんなにたくさん居るんだから、新出さまだって一々覚えて・・・」

「いや、一番最初にHしたトモカちゃんも印象強いし、お風呂でパイズリしてくれたミカちゃんとハルミちゃんも気持ちよかったし、マットの時のしおりちゃんも・・・」

「「「えーっ!?すごーい!!!」」」

やんわりと注意しようとした姫を遮って言った自分の言葉に、姫たち全員が目を丸くして声を上げた。

「ちゃんと名前まで覚えてるなんて、本当にすごいですねー!」

「どうしてそんなに覚えられるんですかー!?」

姫たちは迫ってくるように口々に質問してきた。自分はそれに押されるように、ソファに背中を押し付けるように後ろに引きながら答える。

「いや、あの、だって今まで人生でこんな経験した事無かったから、その、全部頭に焼き付いちゃって・・・」

「・・・それに、みんな魅力的で綺麗で素敵な女性で、もう本当に大好きで恋人にしたいような人ばっかりで、それでそんな人達にこんなにHな事してもらってるのに、忘れる事なんか死んでも出来ないし・・・」

「ただみんな最高に気持ちよかったんで、今は誰かが一番なんて付けられなくて、全員天国みたいに気持ちよく・・・あ・・・」

あたふたしながらそこまで言った所で、その内容に気付いて言葉が止まる。あまりに率直な言葉に赤面してしまって、その先が言えなかった。こんな事を言って、姫達におかしな人と思われなかっただろうかと心配して、彼女達の様子を見る。

「・・・・・」

姫たちは全員、何かに憑かれたような呆然としたような顔をしていた。頬には僅かに赤みが差していて、まるで彼氏に「付き合ってください」と告白を受けた女子校生のような表情をしていた。中には「新出さま・・・」と小声で呟く者や、バスタオルの上から自らの胸を撫で擦っている者までいた。

「・・・え、えーと、そういえば、みんなって今日はお店の方は、お休みしてるんだよね?」

姫達の視線に耐えられなくなってきた自分は、色々な質問をしたりしてお茶を濁そうとした。今居る建物の事や、彼女達の事、今回の「ソープハーレム」が決まってからの事など、思いつく限りどんどん話していく。

姫たちは無論自分の質問に一つ一つきちんと答えてはくれた。しかし、彼女達の視線は先ほどの熱を帯びたようなものから変わっていなかった。

そして、自分が質問する内容に困り声が止まった時に、隣に座っていた姫が口を開いた。

「新出さま・・・さっきの言葉なんですけど・・・」

「う、うん・・・」

「そんなに喜んでくれて、私・・・ううん、みんなもすごく嬉しかったです。本当に・・・」

「・・・私達の事、一生忘れないでくれますか?」

「え・・・、う、うん!もちろん!こんな事もう絶対無いんだから、忘れたりなんかしないよ」

「・・・嬉しい・・・」

「新出さま、私たち、何だか少し変な気持ちなんです・・・さっきの言葉を聞いてから・・・」

反対側に座っている姫も口を開いてそう言った。

「いつもお客さんにサービスする時は、もちろん『この人に一生懸命尽くそう』って思ってやってるんですけど・・・」

「・・・うん・・・」

「・・・でも、新出さまには『尽くしたい』けど、それだけじゃないの・・・」

「・・・新出さま・・・」

彼女はそう言って、自分の腕を取って抱き締めた。彼女の顔が接近して、吐息を感じるほどの距離まで近づく。

「何・・・?」

「今はお客様じゃなくて、『恋人』になって下さい・・・私達みんなの・・・」

彼女は目を閉じて、更に唇を近づけた。限りなく距離が近づき、そして唇が重ねられる。

チュ・・・

先ほどまでの時と違って、しばらくの間唇が触れるだけのキスが続いた。そしてその後少しずつ互いの舌を触れ合わせ始める。

チュ、チュク、チュッ・・・

「新出さま・・・新出さん、大好き・・・」

反対側にいた姫が腕を抱え、顔を寄せて自分の頬にキスをした。そうして、何度も何度も頬にキスを繰り返す。自分は口付けを離し、首を回してそのキスに応じた。こちらは唇をあわせた後にすぐに舌が侵入してくる。

「新出さん・・・」

「新出さま・・・」

2人の姫と自分の口付けの様を見て、他の姫たちも口々に名前を呼び、迫ってきた。自分は一瞬マズイ予感がしたが、両腕をとられ、口もふさがれた状態では何も対応する事が出来なかった。

「新出さん・・・」

「好き・・・」

「ムッ、グッムッ(ちょ、ちょっと待って)・・・!!」

静止の言葉も言葉になっていない。数人の姫たちが自分を取り囲んで圧し掛かるようにして、顔を近づけてきた。そして、自分の顔中に何人もの姫によるキスが、雨あられの如く浴びせられる。

チュッ、チュチュ、ムチュ、チュク、チュプッ、チュウ、チュブ・・・

「ムッ、グ、ウウグ、ムグ(ちょ、ま、待って、ま)・・・」

額から首筋まで、姫たちはキスの目標を選ばなかった。ソファの後ろにいた姫たちにより、うなじなども舐めまくられる。自分が止めようと思っても、彼女達は全く聞こうともしない。

彼女達を見ると、先ほどまでのサービスの最中とは明らかに目の色が変わっていた。おそらく、今の彼女達の行動は、本来の心の「素」の部分からの衝動によるものなのだろう。仕事でなく、本当の恋人等に対して抱かれたい、愛し合いたいという、「女」としての情欲、性欲などが表に出ているのだ。

そんな「発情」した女性達に、自分は逃げ場も無く囲まれて愛されていた。

チュッチュッ、チュク、チュプッ、チュッ、チュチュ、ムチュ、チュウ、チュブ・・・

しばらくの間、自分は僅かに抵抗しつつも彼女達の求愛のキスを受け入れていた。しかし、やがてそれにも限界が訪れる。何人もの姫たちが圧し掛かっている事の圧迫と、何より顔中を姫たちに塞がれているので呼吸の方が厳しくなってきたのだ。段々苦しくなり、顔色も少しずつ青ざめてきていた。

「チュウ、ンク・・・・?・・・新出さま・・・アッ!!」

頬に吸い付き舐め回していた姫が、ようやく自分の顔色に気付いた。慌てて他の姫たちも身体を離し、自分はやっと解放された。

「プハアッ!・・・、ハアアッ、ハアアッ・・・・」

自分は息も荒くして、何度か深呼吸をした。後もう少しあのままで居たら、確実に意識を失ってしまっていただろう。もっとも、あの状態でなら失神してしまってもいいような気もしたが。

「新出さま、大変申し訳ありませんでした」

姫たちは土下座をして、深く頭を下げて謝罪した。しかし、自分は

「フウ・・・い、いや、大丈夫大丈夫。だって、それだけみんなが好きって言ってくれてるんだから、気にしてないから、ね?」

そう言って彼女達を見ながら微笑んだ。

「新出さまあ・・・・」

泡姫たちはその言葉に、またうっとりとした目をしていた。

「・・・新出さま、ではそろそろ・・・」

「・・・行きましょう・・・ね・・・」

「う・・・ん・・・」

左右に付いていた姫たちがそう囁き促して、自分はソファからゆっくりと腰を上げた。彼女達はそれぞれ自分の腕を取って、恋人のように寄り添う。そして、それを取り囲むように他の姫たちが付き添った。そう、いよいよベッドに上がってのプレイを始めるのだ。

自分はベッドの上で女性と愛し合うという事については、別れた彼女とのSEX以来になる。もちろん2人以上の女性と同時に愛し合ったという経験など全く無く、2人どころか30人を超える女性とのそれが一体どんな事になってしまうのか、考えただけで心臓が早鐘のように打ち、自分は緊張で倒れてしまいそうなほどであった。

(うう・・・だ、大丈夫なのかなあ・・・?)

「・・・・・」

腕を組んでいた姫がそんな自分の様子を見ていて、突然組んでいた腕を外してしまった。そして自分の顔を両手で挟むように取ると、

ブチュウウウ!!

思いっきり唇を押し付けるように重ね、音がするほど激しい口付けをしたのだ。

「!!!???」

あまりに突然のことに自分は驚き、何も出来ずにただ彼女の為すがままになっていた。そして数秒後、「チュポンッ」という音と共に、彼女はようやく唇を離し、自分を解放した。

「???・・・・」

「新出さま、落ち着かれました?」

彼女はそう言って、にっこりと微笑んだ。自分はそう言われて初めて、さっきまでの痛みにも似た心臓の鼓動が少し収まり、倒れてしまいそうだった意識もはっきりしている事に気付く。今の口付けですっかり気が動転してしまって、それまでの不安や緊張が吹き飛んでしまったのだ。

「・・あ・・・ありがとう・・・」

「新出さま、ベッドの前に、ちょっと『準備運動』しておきましょうか?」

口付けをした姫はそう言うと、再び顔を近づけて唇を重ねてきた。今度は先ほどとは違って優しく、お互い舌を出して軽く絡め合うくらいの余裕があった。

チュ・・・チュム・・・チュチュ・・・

「ン、ンム、チュウ、チュムッ・・・」

「ン、ク、チュウ、クチュ・・・」

自分が彼女とキスをしている間に、反対側で腕を絡めていた姫は股間に手を伸ばしていた。バスタオルの上から、もうとっくに大きくなっている肉棒に手を当てて、ゆっくりと撫で擦っている。その愛撫に応じて肉棒はさらにその体積を増やしつつあった。

少しの間キスをしていた姫が、その唇を離した。そして反対側の姫と一緒に、2人横に並ぶようにして自分の目の前で膝をついて座り込む。丁度2人の顔の前に、覆ったバスタオルを押し上げるようにして勃起した肉棒があった。彼女たちはその盛り上りを見て、嬉しそうに微笑んでいる。

「素敵・・・元気一杯になって・・・」

2人はゆっくりと自分の腰のタオルを外した。自由になった肉棒は、彼女たちへその欲望の対象を指し示すように、しっかりとそそり立っていた。

「すごーい・・・準備なんてもう要らないかも・・・フフッ・・・」

姫たちはそう言いながら優しく肉棒を握り、何回かゆっくりとそれを扱いていた。そうしてその硬度を確認すると、

「じゃあいただきま・・・アムッ、ング・・・」

彼女は口を開いて、肉棒の先端をパックリと咥えこんでしまった。口の中で亀頭に舌を這わせたかと思うと、一旦口を離して今度は舌を伸ばして竿を舐め回していく。

「私も・・・ンチュル・・・」

横に並んで座ってた姫も、肉棒に顔を近づけてきた。彼女は竿の右側に軽くキスをすると、舌をペロペロと這わせてきた。

ペチャ、ペチャ・・・
チュッチュッ・・・

肉棒の表面を2枚の舌が動き、這い回る。ここに来てから、この「Wフェラ」ももう何度も味わっているのだが、それでも彼女達の舌技は卓越していて飽きる事も慣れる事も無く、自分を楽しませてくれた。

「私も・・・」

「私達も・・・」

仁王立ちになった自分とその前に跪いて肉棒に口奉仕する2人の泡姫。それを取り囲むようにして見ていた周りの姫たちの、何人かがそう言って動いた。彼女達は、Wフェラチオをしている2人の姫の位置以外の、自分の後ろや横について自分を囲むようにすると、全員が膝をついて座ってしまった。丁度立っている自分の肉棒の高さに、360度囲むように姫たちの顔が並んでいる。彼女達は目の前の自分の身体や、横で行なわれている口奉仕の様子を興味深そうに見つめていた。

「ミクちゃん、ほら見て、すごい・・・」

「本当、あんなに舌を動かして新出さまのを・・・」

「新出さまのお尻、可愛くてもう食べちゃいたいくらい・・・あ・・我慢できない・・・」

そして姫たちは次々に口を開き、舌を伸ばして目の前のご馳走、いや自分の身体を味わい始めた。

「あっ!?・・・ウッ・・・す、すご・・・」

自分は眼下で繰り広げられている痴態に、思わず息を呑んだ。
立っている自分の腰周りを、姫たちの頭が覆い隠すように囲んでいる。そして各々の姫たちがそれぞれの場所にあわせて奉仕を行なってた。

肉棒には、3人の姫たちが仲良く並んで舌を這わせている。中央の姫が亀頭部分をぱっくり咥えこんで、両脇の2人が竿を挟むように口付けをしたり周りを舐め回す。時々咥える役を交代して、3人が満遍なく肉棒に奉仕していた。

前半身と同じように、後ろ側からも3人の姫が奉仕していた。その内2人は、先ほど「食べちゃいたい」と言った言葉をそのまま実行するように、大きく口を開けて自分の尻肉に吸い付きブチュ、ブチュと大きな音を立てている。

そして残りの一人は尻に吸い付く2人の間で、尻肉を左右に押し広げてその間に顔を突っ込んでいた。そして舌を伸ばし、菊門やその周辺をペロペロと舐め回していた。

仁王立ちした自分を、6人の女性が取り囲んでかしずき、熱心に奉仕している。時々彼女達は上目使いに自分の様子を確認して、悦んだ顔を見てはまた嬉しそうに奉仕に没頭する。男としてこれほど支配欲を満足させるものは無かった。

「ねえ、私にも新出さまのオチ○ポしゃぶらせてよう〜」

しばらく奉仕を受けていると、尻に吸い付いていた姫からそんな声があがった。すると彼女達は座って取り囲んだ体勢のまま、奉仕を続けながら徐々に位置をずらしていく。自分を中心に姫たちは時計回りに動いた状態になった。

さきほど不満を言っていた彼女はようやく肉棒に届く所につく事ができ、まるで大好物のお菓子にかぶりつくように竿にくわえ付いた。

ジュブ、ジュポ、ジュップ、二ュップ・・・

彼女の激しい吸淫に、自分は思わず視線を上げた。と、いつの間にか自分が、もう1つの包囲網に囲まれている事に気づいた。今自分の囲りに跪いて奉仕を行っている姫達の外側に、今度は8人の姫がぐるりと円陣を作って立っていたのだ。

「『下』は取られちゃったから、私たちは『上』でご奉仕いたしますわ」

正面に居た泡姫がそう言うと、彼女達は円陣を狭めて一斉に自分の身体に群がってきた。

「ンンッ、ンムッ、チュウ、ンプ、、ン、ンン・・・」

正面の姫は自分の顔を軽く両手で挟むように取ると、そこに自分の顔を近づけ唇を重ねてきた。柔らかい唇が口を覆うのと同時に、その間から彼女の舌が侵入してきて自分の舌と絡まり合う。

「チュウ、チュウ、チュッ、レロレロ、ンム・・・」

唇を合わせた姫の両隣の2人の姫は、少し腰を曲げて頭の位置を低くすると、自分の左右の乳首に同時に舌を這わせてきた。乳首をなぞるように舌を転がしたり、赤子のように乳首を吸い上げる。

「ハムハム・・・レロ、チロ・・・」

乳首舐めをしている2人のさらに隣の2人の姫は、真横から自分の腕を取って胸の谷間に挟むような形で、自らの腕を絡めて抱きついてきた。そして、自分の左右の耳に顔を近づけて愛撫を始める。耳たぶを唇で甘噛みしたり、舌を細くして耳穴にねじ込み舐め回してきたりした。

「レロ、チロチロ、ンムッ、チュッ・・・」

耳を愛撫する2人の姫のさらに隣の2人の姫は、自分の後方左右から少し身体を前に傾けた状態で自分の背中にその身体を密着させる。そして肩口に顔を近づけると、2人して自分の項にペロペロと舌を這いずらせてきた。

「レロ・・・、ン、チュッ、ペロペロ・・・」

そして項を舐める2人の姫の間、自分と唇を重ねている姫と自分を挟んで反対側にいるのは、あの爆乳コンビの1人のハルミだ。彼女は少し腰を曲げて自分の腰に腕を回し、そうしてもなお前を向いて盛り上がっている乳房をグイグイと押し付けながら、背中を舐め回していた。

「すごおい・・・」

周りを取り囲んでその様子を見ていた姫たちは、思わず口に手を当てながらそう言葉を漏らした。目の前で繰り広げられている光景に、彼女達は顔を赤らめ少し息を荒くしている。

それは、まさに『鈴なり』状態だった。真っ直ぐ仁王立ちした自分を、十数人の姫たちが二重に囲んでいる。自分の姿は姫たちの身体で覆われてしまい、外から全く見えなくなってしまっていた。

姫たちはそれぞれの場所ごとに担当する部分を決めて、自分の全身を隈なく愛撫・奉仕していた。その上、外側を囲んでいる姫たちは時々回転するようにして場所をずらし、担当を交代して奉仕を続けたりもしている。

そして、彼女達の中心で自分は、それこそ蕩けてしまいそうなほどの気持ちよさに包まれていた。

あまりの快感に全身の力は抜け、放っておけば膝から崩れ落ちてしまっているだろう。しかし、上半身下半身、前後左右から身体中を愛撫し続ける姫たちによって支えられ、自分は何とか直立を保ったまま、この天国を味わい続けていた。

下半身に付いてる6人の姫たちは、時々ゆっくりと自分の向きを変えるように促す。それに従って身体を動かすと、上半身を愛撫する姫たちの回転と逆向きに回るようになった。上半身と下半身とで異なるテンポで入れ替わっていく高度な技に、自分は完全に翻弄されていた。

しばらくして取り囲んでいた姫たちが離れると、すっかり自分は「ウォーミングアップ」が完了してしまっていた。程よく汗や姫達の唾液などで湿った身体は湯気が立ちそうなくらい熱を持ち、肉棒ははちきれんばかりに巨大化・硬化して、今すぐにでも女性の膣内に入りたくて仕方がないほど準備ができていた。

「さあ、べッドの上に・・・」

自分は姫たちに促され、超巨大ベッドへと上がった。と、先に上がっていた一人の泡姫が全裸になって正座で座っており、迎えるように腕を広げて微笑んでいる。ようやくここの「作法」がわかってきた自分は、何も聞かずに彼女の太股の上に頭を乗せて仰向けに横になった。そうすると丁度、自分の身体の中心がベッドの中央にあたる位置になる。

そして、30人以上のバスタオル姿の姫たちが全員、ベッドの端をぐるりと囲むと、

「新出さまあ・・・」

一斉にベッドの上へと上がり、自分の全身を覆い隠すように群がってきた。自分自身の身体が彼女達の頭で全く見えないほどになり、そして次の瞬間、身体のあらゆる場所から唾液の鳴る音と快楽の信号が伝わってくる。

ペチャ、ペチャ、チュパ、チュプチュプ、チュロッ、チュウ、ピチャピチャ・・・

「アッ、ウワッ!クッ・・・ウアアアッ!!アアッ、ン、ング、ググ・・・」

気持ちよさに大きな声が出そうになった瞬間、視界を覆うように目の前に現れた姫の口付けで塞がれてしまった。彼女の舌が、捻り込まれるように侵入してくる。その唇同士の交接部にさらにもう一人の姫が唇を重ね、半ば強引に舌を侵入させてきた。自分は2枚の舌と自分の舌を絡ませ合う。

手を伸ばしてキスをしている2人の姫の身体に触ろうとしたが、既に左右両方共に取られて他の姫たちの奉仕の対象になってしまっていた。両腕ともに斜め上に向かって伸ばした状態で、それに4、5人の姫が手や肘などの場所を分担して舌を這わせている。脚の方も同じように、大きく広げた状態で伸ばされ舌奉仕を受けていた。両手両足の指を同時に咥えられしゃぶられるのは、何とも言えず気持ちいい。

そして両脇から乳首に吸いつく2人の姫の頭の間から、壮絶な肉棒奉仕の様子が垣間見えた。それはまさに「獲物に群がるピラニア」の如く、「獲物」の肉棒自体は全く見えなくなっている。姫たちの頭が密着して黒い小山のようになっていて、それが汁音を立てながら蠢いているのだ。肉棒に伝わる感覚から少なくとも5、6人の口内に代わる代わる飲み込まれ、或いは竿全体を何人もに同時に舐められているのは感じる事ができる。

自分はこれまでと同じように全身を姫たちの奉仕に委ね、ただ快楽を貪り続けていた。しかし、少しして自分は敢えてこの全身奉仕に抵抗してみた。口内を蹂躙していた2人の姫の舌を押し返すようにして、強引にキスを終了させたのだ。

「んんっ、アン・・・新出さま、どうかされました?」

「私たちのキス、気持ち良くなかったですか?」

不安そうな顔で尋ねる2人。自分は、他の姫たちの奉仕のせいで時々言葉を切らせながらも答えた。

「いや、ウウッ、違うんだ。ハアッ、僕も、みんなを気持ちよく、させたいんだ。ねえ、僕の顔と手の上に、跨ってよ」

「え、でも・・・」

2人は少し躊躇していたようだったが、自分の「お願い」には素直に応えてくれるようだ。他の姫たちに声をかけると、胸より上の箇所についていた姫たちが奉仕を止め、場所を空けてくれた。しかし他の場所の奉仕は変わらず続いており、視線を下に向けると自分の乳首を執拗に吸い、周辺を舐めまわす2人の姫と目が合ってしまった。さらにその向こうでは股間に群がる姫たちの頭の塊が蠢いているのも見える。

「これで、よろしいですか?・・・」

キスをしていた姫たちが、広げた自分の手の上辺りにそれぞれ膝立ちで跨っていた。少し手を伸ばせば、すぐに彼女達の秘裂に触れる事ができる。自分はそれに頷いて返事をすると、左右の人差し指をそれぞれの秘裂にあてがい、既に愛液を染み出させている膣内にゆっくりと侵入させていった。

クチュ、ヌププ・・・

「アアッ、アンッ!」

「ンアアッ、ハアッ!」

姫たちは膣内への自分の指の侵入に、揃って悦びの声をあげる。指に熱く、そして柔らかで気持ちのいい締め付けの感触が伝わってきた。自分がゆっくり指を動かすと、それに応じて膣壁が蠢き姫たちの声もシンクロして高くなる。

「さあ、こっちにもおいで」

「はい、失礼します・・・」

自分の声に応じて一人の姫が立ち上がり、自分の顔を跨ぐと、ゆっくりと腰を降ろし中腰の姿勢になっていった。目の前1、2センチの所に彼女の濡れ光る秘唇が迫ってくる。

チュッ・・・

「ハァンッ!」

軽く秘豆にキスをすると、彼女は驚いたような声を上げた。自分は彼女の「下の口」を、キスをするように塞ぐと、音を立てて舐めしゃぶり出した。

ジュルッ、チュッ、チュウ、ジュッチュッ・・・

「アアッ!!ンアアッ、ヤッ、アアッ!!」

彼女は大きな声を上げ、秘部を押し付けてきた。自分はクンニを続けながら、指の動きを少し早めていく。

ヌチュ、グチュグチュ、ヌチュッ、ニチュッ

「アアッ、そんな、アンッ!!」

「アッ、フアッ、アアッ!!」

自分の舌と指で、3人の美女が喘ぎ悶えている。誰かを重点的に責めるか、3人を同時に責めるか、そのテンポも順番も自分の思うがままだった。自分は泡姫たちを歓ばせる事で、さらに自らの興奮度を高めていった。

そうしている間、首より下では残りの20人以上の泡姫たちによる壮絶な奉仕合戦が、一瞬も休む事無く続いていた。恐らく彼女達の唾液や愛液で、自分の全身はすっかりベトベトになってしまっているだろう。

とその時、彼女達の奉仕の中心であるはずの、肉棒への快感が突然止まったのを自分は感じた。そして、股間に群がっていた何人もの泡姫たちが頭を離していく。

「うわあ、オ○ンポすごい事になってるう・・・」

誰かがそう言った通り、ようやく解放された股間はすごい事になっていた。亀頭からカリ、竿、そして袋や蟻の門渡り・菊門に至るまで、まるでローションのような粘液でパックされてしまっているのだ。多分肉棒を握って離せば、ネットリとした糸を引くだろう。

「これなら何もつけなくても良さそうね・・・よいしょっと・・・」

そう言いながら一人の姫が脚の間に座り、自分の腰に手を回して少し浮かせるように持ち上げた。できた隙間に自らの脚を滑り込ませ、腰全体を抱えられるような体勢になる。

ムニュルウッ!

「ウアッ・・・め、メグミちゃん?・・・」

肉棒全体が柔らかい何かに包み込まれるような感触にあい、自分は思わずクンニを中断して下の方に視線をやった。そこには顔と名前と、そしてその乳房に覚えのある姫が座っていた。

「私だけ、まだ挟んでませんでしたからね。私のパイズリは、いかがです?」

そう、彼女は先ほどお風呂でその大きなオッパイでの「パフパフ」を味わわせてもらった「メグミ」だった。そういえば、彼女にはまだパイズリをしてもらってなかった事を、自分は思い出した。

「ンッ、ンンッ・・・」

ニュルッ、ニュルッ・・・・

メグミはその乳房の深い谷間に肉棒の殆どをすっぽりと包み込むように挟み、両手で乳房を支え上下に乳肉を擦って扱いていた。既に唾液などでベトベトになっていたのでその滑りは実に滑らかで、艶やかな柔肌に擦られる度に温かく気持ちの良い快感が伝わってくる。

「ああ、気持ちいい・・・い?」

自分が感想を言おうとした時、突然メグミとの視線を遮る形で、別の姫が自分の腹の上あたりに背を向けて跨ぎ立った。

「メグミちゃんのオッパイにはかなわないけど、私のアソコも柔らかくて気持ちいいんですよ。・・・ンッ」

跨った彼女はそう言うと、脚を開くように屈んで上体を反らし、後ろ手をついて自らの身体を支えた。そして、少し腰の位置を調整するように動く。するとメグミもそれに合わせてパイズリを中断し、何かをしているようだ。

ムニュチュッ!

「ウアッ!」

得も言われぬ感覚が伝わってきた。肉棒が、メグミの巨乳ともう一つ、こちらもプニュプニュとした柔らかい肉に挟まれている。その薄い唇のような肉の感触と、カリの所にコリコリと当たる感触は、彼女の体勢から見ても間違いない。

「アンッ・・・本当は素股の方が、擦り易いんだけど・・・ンンッ・・・オッパイとのサンドイッチっていうのもいいでしょ?・・・」

ヌチュ、ムニュル、ニュチ、ムニムニ・・・

秘唇が擦り付けられて粘液音がする。既に肉棒に塗りたくられている姫たちの唾液や先走り液に、さらに彼女の愛液が上塗りされているのだ。

とそこに、さらに別の姫が割り込んできた。彼女は横に座り込むと、柔肉にサンドイッチされている自分の肉棒部分に頭を入れていく。

カポッ!

「ウッ!」

今度はその姫が何をしたのか、自分にはすぐに理解できた。今までは露出していた、肉棒の先端の亀頭部分が温かい物にすっぽり覆われ、鈴口付近にチロチロと柔らかい物が触れて愛撫をしている。その刺激に亀頭はさらに肥大をしていった。

「『トライアングルインパクト』ですわ・・・新出さま、『フェラチオ』『パイズリ』『素股』で一番お好きなのは、どれです?」

耳元で姫が囁く。しかし、自分はその問いに、

「ど・・・どれも、最、高・・アウッ!・・・」

と答えるのが精一杯だった。今、肉棒は秘唇と爆乳とでサンドイッチされた上に亀頭を咥え込まれ、姫の言った三種類の愛撫を同時に受けている状態だ。快感がその相乗効果により飛躍的に高められ、とてもではないが個々の愛撫について評価などする余裕は無かった。

ニュチュ、ムリュ、ジュッ、ピチュッ・・・

女性の発する淫音のうちの3つが混じり合って、普通には無い淫猥なハーモニーを奏でている。そしてその中心にある肉棒には、ある意味女性の膣内に挿入するよりも上の快楽が与えられていた。

「アッ!待っ・・・ンッ!、こ、こんな・・・」

自分は快感に悲鳴を上げる。自身は「待って、こんなのが続いたら耐えられない」と言おうとしたのだが、途中で呻いて途切れてしまった。

しかし、それを聞いた泡姫たちは、

「『オマ○コ』が気持ちいいです?それなら・・・」

と言い出し、何かをしようと動き出したのだ。

「え?オ、マ○コ?」

自分が驚いて聞き返そうするのも構わず、彼女達は動く。まずサンドイッチをしていた二人が少し離れ、メグミの方は脚を抜いて完全にパイズリの体勢を崩してしまう。その間肉棒はというと、フェラチオをしていた姫が根元まで隠れるほどの大きな抽送で、ジュポジュポと音を立てて咥え込んでいた。

メグミが離れると、入れ替わりに別の泡姫が自分の股間の上に跨ってきた。彼女は自分の脚の間にこちらを向いて屈伸をするように腰を下ろすと、仰け反り気味に後ろ手をついた。丁度目の前の素股をしていた姫と鏡合わせのように同じ格好になる。

ジュルッ、ジュポッ・・・

2人が開脚した状態になったのを見て、フェラチオをしていた姫が唾液の糸を引きながら離れた。一旦解放された肉棒は、しかし次の瞬間、脚を開いて楔のように絡ませた2人の秘唇に竿を挟み込まれ、プレスされてしまう。

ミュニュチュッ!!

「アウッ!!」

肉棒はカリと裏筋側から、柔らかな肉に挟み込まれた。そして彼女達の股間の間からは、亀頭部分だけが上を向いて飛び出している。まるで秘肉に囲まれて脱出しようと、喘いでいるようにも見えた。

ニュ、ニチュ、ニュチュ・・・

彼女達が僅かに腰を動かすと、それだけで肉棒に秘肉が擦り付けられ快感が走る。既に粘液塗れの竿に、彼女達の秘裂から染み出る愛液がさらに塗り付けられていった。

既にこれだけでも充分に気持ちよかったのだが、泡姫たちの技はまだこんなものではないらしい。気づくと、脚を絡ませている2人の姫と自分をまとめて跨ぐようにして、もう一人別の泡姫が脚を広げて自分の腰の上に立っていた。彼女は自らの秘裂に指を当てて押し広げるようにすると、ゆっくりと膝を曲げてW素股の結合部に股間を近づけていく。そして快楽にもがく肉棒の先端が、広げられた膣口に触れたかと思うと、

クチュヌュ・・・

「ウクァッ!!」

粘液音とともに、亀頭から彼女の膣中へと咥え込まれてしまった。彼女の膣肉の熱く柔らかな感触が伝わってくる。

しかし、竿の部分は既に2人の姫の恥肉にサンドイッチされてしまっているので、彼女は亀頭部分だけが挿入された所で腰を下ろすのを止めて、小さく揺するような動きにチェンジした。

クチュックチュッ、ニチュッニチュッ、プチュップチュッ・・・

「アッ・・・す、すご・・・」

この状態は、まるで泡姫達と自分は4人で合体しているようだった。唯一の「でっぱり」である自分の肉棒と、それに結合しようとする3つの秘裂。押し付け挟み、擦りつけ、そして咥える。泡姫たちは変幻自在に腰を動かし、3人がかりでの「下の口のフェラチオ」でもって、自分を責めたてていた。

キュチュッ、ニチュッ、ヌリュ、ニチュ・・・

「ウウッ、アッ!も、もう、我慢できなく、なるよ・・・」

この泡姫たちの秘技の前に、自分は僅かに受け入れ頑張っていたものの、すぐにたまらなくなって降参を宣言する。このままでは彼女達に翻弄されたまま、肝心の挿入もしないまま発射してしまう。いや、厳密にいえば亀頭だけは今泡姫の膣中に入っているといえるのだが、ベッドに上がってからきちんとした挿入もなしに射精してしまう訳にもいかなかった。

「あら、いけませんわ、もっと新出さまには楽しんでいただかないと・・・」

自分が限界である事を姫たちも分かってくれたのか、三人は押し付け合っていた腰を少し離し、少し体勢を崩してくれる。お陰で肉棒と彼女達の間に隙間があき、自分も発射を抑える事ができた。

「・・・・・ん・・・?」

と、自分が脱力してちょっと横を向いた時、視界に妙な物が入ってきた。ベッドの端で、今の奉仕からあぶれてる姫たちが何やら集まっているのだ。

「な、何やってるの、そんなとこで・・・」

「あ、新出さま、次の『準備』をしてるんですよ」

「『準備』・・・?」

彼女達は何やらベッドの端で並んで横になり、さらに横になった姫の上にさらに誰か覆い被さるようにしている。自分の方から見ると、こっちを向いた姫たちの頭がまるで「トーテムポール」のように縦に並び、それが幾つも並んで出来ている。何とも滑稽な眺めだ。

「さあ新出さま、面白い物をお見せしますわ。お身体を起こして」

膝枕をしている泡姫がそう言うと、目の前で秘裂を見せつけていた姫、自分の手の指を膣中に咥えていた姫、足を持ってしゃぶっていた姫、そして肉棒を擦りたてていた3人の姫が次々に離れていった。そして膝枕の姫に支えられ促されて、上体を起こして一旦ベッドの縁から降りてみる。

「ほら、ご覧下さいませ」

「うおっ!!こ、これは・・・!?」

ベッドを降り、彼女に言われて見たものに、自分は思わず言葉を失ってしまった。

それは、さっき頭を並べるようにして折り重なっていた姫たちを反対から見た所だった。彼女達は横に5人、縦に3人が並んでいる。一番下の列の5人は床に膝をつき、ベッドの高さを利用して上半身だけをベッドに預けるようにうつ伏せに横になっていた。その上から乗っかった5人はベッドの上で膝と手をついて、尻をやや突き出し下の段の姫と重なるようにしている。そして、一番上の段の5人はやや脚を広げて立ったまま、上半身を下の段に預けるようにしている。以上のような体勢で重なった姫たちが5組並んでいるのを後ろから見ると、

「・・・く、組み体操みたいだ・・・」

・・・まさにこれ以上無いほどの見事な、そしてやらしい女体による体操演技と言えるものだった。

「名づけて、『壷壁(つぼのかべ)』ですわ」

いつの間にか側に控えていた泡姫が、自分の腕をとって抱えながら言う。確かにこちらから見てみると、まるで彼女達の尻と秘裂がそびえ立つ壁のようで、こちらに迫って来るような錯覚さえ覚えるほどだった。

「新出さま、私達のアソコ、よく見えますか〜?」

「こっちもいい眺めでしょう?早く〜、挿れて〜」

「みーんな、新出さまのオマ○コなんですよ〜。どれでも、選り取り、み・ど・り☆」

「壁」を構成する当の姫達は、口々に声をかけてこちらを誘ってくる。そして彼女達が突き出した尻の間の秘裂も肉棒という「御馳走」を頬張りたいらしく、その口を開いたり涎を垂らすように愛液で濡らしている姫もいた。

「全てが新出さまのものですわ。お口で、手で、そしてオ○ン○ンで、どの『穴』でもお好きなように使って、お楽しみ下さいませ」

そう言いながら、一人の泡姫が空いている方の腕を抱える。さらにもう一人、自分の後ろにピッタリつく形で姫が付く。自分は両脇に二人、後ろに一人の計3人の姫を従えて、この「壷壁」の前に立った。

「さあ、お手伝いさせて頂きますわ。新出さまはお楽にされて・・・」

そう言いながら、三人の手が伸びて自分の身体に触れ、挿入するのに適切な体勢になるように誘導を始める。自分はただそれに身を任せ、彼女達の動きに従って動けばいいらしい。

まず最初は少し中腰になって、真中の列の中段、全体の中心に位置する泡姫の秘裂に、肉棒の先端が宛がわれた。亀頭に塗りたくられている粘液と彼女の愛液が触れ、ニチュ・・・と音を立てる。それだけで肉棒の先端から快感が伝わってくる。

照準が定まると、後ろの姫が竿を持ってその位置を維持したまま、両脇の二人の姫がそれぞれ片手で自分の腰を、もう一方の手を肉棒を宛がわれた姫の腰に当てた。そして、

「それじゃいくわよ・・・せーの・・・!」

という声と共に、突き出された尻を手前に引きつけさせ、自分の腰を前に出るように手で押した。それに合わせて後ろの姫が、自分の背中にオッパイを押し付けるようにして身体を使って前に押し出してくる。両脇の二人の手と後ろからの身体ごとで押す力により、肉棒が秘裂に侵入するのに十分な推進力が得られた。

ニュジュニュルルッ!!

「うあっ!!」

「ハアアアンッ!!!」

もう濡れ切っていた彼女の肉壷は、あっさりと肉棒の根元まで飲み込んでいく。自分は何も考える事も無く、何の力を必要とする事も無く、介添えの三人の泡姫によって結合を果たす事ができた。

ニッチュ、ジュニュ、ズニュッ・・・

「アンッ、アンッ、ンアァッ!」

「ンッ、ンッ、ああ、気持ち、いい・・・」

2、3度押したり引いたりして腰を往復させると、姫達の補助無しでも勝手に腰が動いて快楽を貪り始めた。3人はそれを確認したように腰に当てた手を離す。そして、両脇の2人は宙ぶらりんになっていた自分の手をそれぞれ取り、

「こちらも、気持ちよくして差し上げますわ・・・」

そう言って、挿入している姫の両横の列で重なっている姫たちの尻へ手を導いていく。左右の手が別々の秘裂を撫でるように当てられると、その上に彼女達の手を重ねるように置いた。そうして彼女達が指を曲げると、それに押される形で自分の指が秘裂に侵入していく。

ヌププ・・・

ジュブブッ・・・

「「アッ!!ハアア!ンアッ!・・・」」

自分の指が入ってきた姫たちが悦びの声を上げる。その指を操って同じ泡姫たちを悶えさせながら、自身らは一人が自分の首筋に舌を這わせ、もう一人は自分と唇を重ね互いの舌を絡め合っていた。

後ろにまわっていた姫はというと、背中から抱きつくように腕を回し、指で自分の乳首を擦ったりして愛撫しつつ、オッパイを背中に押し当ててこねくり回し、さらに項などに舌を這わせている。

ムチュ、チュッ、チュプッ、チュッ・・・

ズップ、ズップ、ジュップ!ズップッ!・・・

「ンッ!ングッ!ム、ンン、ング!・・・」

自分は腰を動かしての抽送運動に意識を集中して、口、手などの他の部分については周りの姫達の補助に身を委ね、奉仕を受け入れていた。そびえる「壷壁」を、肉の杭を打ち込んで崩そうとするように肉棒を突き入れる。しかし、姫の肉壷の方も肉襞が蠢き締め付けて、精を吸い上げ搾り出そうとしていた。その快感は他の姫達の奉仕によって高められ、自分を絶頂へと追い詰めようとする。段々と無意識の内に、自分の腰の動きが早くなってきた。

「ングッ!?」

と、突然竿の根元を誰かに掴まれ、ギュッっと動きを押さえてきた。自分は驚いて腰を止めてしまう。誰かと思うと、後ろから抱きついていた姫が手を回していた。

「焦っては駄目ですよ、新出さま。まだ、他の子もいるんですから」

確かに、まだ自分は最初の一人目に挿入しただけで、早くも達してしまいかねないほど激しく動いていた。見ると、隣に重なった姫達の秘裂もぐっしょりと濡れて、肉棒の侵入を待ち侘びている。自分は吸い付いてくる肉壷から何とか腰を引いて肉棒を抜くと、左隣の列へと移動した。それに合わせて左右と後ろの介添の三人も動いて、自分が別の姫に挿れようとするのをサポートする。そしてまた介添えの姫達の「ナビゲーター」により、自分は3つの肉壷に肉棒と両手の指を埋め込んでいった。

・・・それからしばらく、自分はこの「壷壁」をあちこちへと移動しながら、様々な形で楽しんでいた。上段の姫の時は真っ直ぐ立ち、中段の姫の場合はやや中腰の姿勢で、そして下段の姫の場合は膝立ちになると肉棒が挿れ易い位置に来て、後は周りの介添えの姫に任せて合体する事ができる。さらに、下段の姫に挿入していると目の前に上段の姫の秘裂が来るので、上段を舌、中段を指、下段を肉棒と駆使して三人まとめて悦ばせる事もできた。

介添の姫達は、自分の動きに合わせて手や竿を誘導し、自分が楽しむのに滞りが無いように、そしてできるだけ様々な姫たちの身体を、そして「壷」を味わえるように工夫している。端の列で楽しんでいて片手が空いている時には、その手を持って自らの胸や秘所に押し当て、重ねた自らの手で愛撫を促したりしていた。

そして、「壷壁」の全員の「壷」を手、舌、肉棒のいずれかで味わった頃だろうか。一度指でこねくり回していた、真ん中の列の下段の姫に挿入しようと膝をつこうとした時だった。先ほどまで決して邪魔をする事の無かった左右の介添の姫たちが、突然自分の身体を引っ張り上げるようにして、抱きついてきたのだ。

「新出さまあ、もう、限界ですう」

「私たちにも、して下さい・・・」

彼女達はそう訴えると一人が自分と唇を重ね、もう一人は首筋に舌を這わせて、共にその身体を擦り付けてくる。もう一人後ろにいた姫はというと、こちらはいきなり自分の袋を両手で掴み、優しく揉みしだきながら尻の間に顔を突っ込んで舌を伸ばしてきた。三人が三人とも、自分と他の泡姫との交合の補助ばかりしていて、すっかり我慢ができなくなってきていたのだろう。

「よ、よし、じゃあ次は、君たちの番だ・・・」

自分はそう言って、両脇の姫の腰に手を回した。そのままベッド脇の床の、柔らかで高級そうな絨毯の上に横にさせる。二人を横向きに向かい合うようにして抱き合わせると、後ろに居た姫を手を引いて、先の二人の上に重ねるようにうつ伏せに寝させた。脚を曲げたり互いに抱き締めあったりと三人の身体が絡み合って、丁度三人の秘裂が三角形を描くように並ぶ。そこで自分は、彼女達の足元に下半身を滑り込ませていくようにした。彼女達の足を肩に担いだりして体勢を作り、そして三つの秘裂のうちの一つに肉棒の先端を合わせて腰を押し込んでいく。

ズニュニュッ!!

「アンッ!新出、さまあっ!」

「ウッ、ク!」

肉棒を挿入された姫は歓喜の声を上げる。自分は少しの間、腰を前後させて彼女の膣の感触を味わったが、すぐに腰を引き今度は別の秘裂に照準を合わせて、再び腰を前に押し込んだ。

ジュニュッ!!

「ハアッ!来た、のおっ!!」

先ほどとは別の姫が声を上げる。自分はまたもや少しの間抽送運動を行なった後、腰を引いて肉棒を抜いてしまった。

自分はこれを続けて、三人の泡姫の膣内を次々に入れ替わりに味わい続けた。姫達の方は不定期に侵入してくる自分の肉棒に為すがままになっている。また、抱き合っている姫同士で互いにキスをしたり愛撫しあったりしていた。

「・・・・・」

しかし、自分は姫たちを責め立てるのに夢中になっていて、いつの間にか「壷壁」を構成していた15人がその体勢を崩していた事と、そしてその他の周りで侍っていた姫たちと共に自分の周りを取り囲んでしまっている事、そしてその全員が我慢の限界を超えている事に、気付いていなかった。結合し合い、愛し合う自分と三人の姫の痴態を中心として、二重の円陣の形に集まってくる姫たち。一人一人が自らの胸を揉んだり秘部を弄くったりして、その昂ぶりを静かにしかしじわじわと高めていっていた。

「ンッ!クウッ!す、すごいよ、君たちの中・・・も・・・って・・・・!?」

そう言い掛けて、ようやく自分は周囲の状況に気が付いた。さしずめそれは、草原で羊が豊かな牧草を夢中で食べていて、知らぬ間に肉食獣の群れに囲まれてしまっていたような状況だろうか。そして、次の瞬間、

「「「新出さまあ、私にも〜!!」」」

ドッ!!!

おねだりの声と共に、彼女達は一斉に群がってきた。自分の視界を女体で埋め、身体中に取り付いて動きが取れないほどの状態にしてしまう。全身が隈なく柔らかい肉の感触で包まれて、その至る所から快楽が一気に流し込まれてくる。「奉仕」とか「技」とかいったものではなく、「たった一人のオスを求め貪ろうとする、30人余のメス」という狂乱の様相を呈していた。

「ンッ!グウウッ!ンウッ!ベ、ベッド、で!ンッムゥ!・・・」

次から次へと交代で重ねられる唇や押し付けられるオッパイに口を塞がれ、声を出すことも難しい中、懸命に声を出す。すると、自分を中心とした肉の塊が蠢きながらベッドへと動き出した。そして何とか自分の身体がベッドの中心へと運ばれると、全身を覆っていた泡姫たちが一旦離れ、自分を中心に何重もの円を描く。彼女達の目は、自分が「ある事」を言うのを期待しているようだった。自分は一瞬躊躇したものの、その期待に応えて「ある事」を口にする。

「ここからは・・・もう順番も何も関係なし!ヤって、ヤって、ヤリまくりだああっ!!」

そういうが早いが、自分は近くに居た適当な姫の脚を持ち上げ、押し倒してその秘裂に肉棒を突き立てていった。それと同時に周りの姫たちも、黄色い歓声を上げて押し寄せる。

それからしばらくの間は、「プレイ」や「サービス」ではなく、最早ただの「乱交」と呼ぶような状態が続いた。自分は泡姫たちをとっかえひっかえ手当たり次第に求め、肉欲を貪りまくる。姫達はそれを受け入れて肉棒を存分に味わい、また自分の身体のあらゆる部分を愛撫してその快楽を増幅させていく。一部の姫達は自分と繋がっている姫達を愛撫したり、姫達同士で体を求め合ったりしていた。互いに目の前にある「肉」を求め合い喰らい合う、獣のような淫交行為が行なわれる。

自分は驚くべき絶倫さで、次から次へと相手を変えては交わっていた。押し倒し、組み伏せ、抱き寄せ、持ち上げて、48手もかくやの様々な体位を繰り出す。正常位、後背位、座位に側位、松葉崩しに駅弁とほとんどやり尽くしてしまったほどだった。

しかし、幾ら既に3度も発射しているとはいえ、ここまでやればさすがに限界が来る。散々蓄えた放出への欲望が、ついに爆発する時が来た。

それは、少し息切れしたので自分は仰向けに横になり、姫を上に乗せて騎乗位の状態で交わっていた時だった。突然、菊門の方から竿に向かって何かが伝わってくるような、あの射精直前の独特の感覚が襲ってきたのだ。

(マズイ!止めない、と!)

まだ楽しみ続けていたい自分は、意識を他に逸らす事で何とかその感覚を抑えようとした。しかし、すぐにもう射精を止められるリミットをオーバーしてしまっていた事を、自らの身体から感じた。

(だ、駄目だ、止められなさそう・・・あ、そういえば!!?)

存分に楽しみ尽くした自分は、そのまま上に乗っている姫に声をかけて、彼女の膣内に発射してしまおうとした。だがその時に視界に入ってきた他の姫達を見て、ある事に気付く。咄嗟に丁度目が合った、自分の乳首に舌を這わせていた姫に声をかける。

「出、出そうだ!止めてっ!!」

声をかけられた彼女は、一瞬、声をかけられたのが自分か、何を指示されたのか、それを判断する為に動きが止まった。しかしすぐにそれの意図する内容を理解する。浴場での「椅子洗い」の時に早まって射精をしそうになった時、姫の一人が「精管」と呼ばれる精子の通り道を圧迫して塞き止め、強制的に射精を止めた。それをもう一度してくれ、という事なのだ。

しかし、理解をした上で彼女は驚き、躊躇の声を上げた。

「え、ええ!?で、でも」

彼女が躊躇するのも無理ない。先ほどは何度も止めた為に結局射精し損ねてしまっていたので、「これは止めておこう」と言ったばかりなのだ。いや、何度も止めなくても一度止めるだけでも・・・

「いいから、早くっ!!!」

「は、はいっ!」

これまでのプレイ中では決してなかった、弱気な姫の躊躇を吹き飛ばすような自分の大声に、彼女は反射的に声を上げた。すぐに手を伸ばして自分の股間に入れ、射精を止めるポイントを探る。そして見つけた一点に指を当て、力をこめて思い切り押さえる。殆どそれと同時に自分はビクンと大きく痙攣して、精巣から精子が肉棒に向かって射出される。

ド、ピュ!ビクン!ビクン!ビクン!ビクン!!

「ウ、アガアッ!!クウウウッッ!!!」

ほんの一瞬遅れてしまって僅かに数滴漏れたような感じもするが、ギリギリ間に合ったようで肉棒が膣内で大きく痙攣を起こしているのを自分は感じた。そして、姫を躊躇させた原因の、あの例えようも無く辛い激痛に襲われて、自分は大きな声を上げてしまった。本来の生理現象を無理矢理外部から止めてしまうこの「技」は、訓練なしにやると身体を壊してしまいかねない程なのだ。

ビクン!ビクン!ビクン、ビクン、ビクン・・・

「ウウッ、ウッ、クウッ・・・」

何度も痙攣を起こしたあとに、ようやく射精の波が収まってきたらしく楽になっていく。自分はまだしばらく呻き声を上げていた。この頃になって、ようやく上に乗っている姫が自分の中に殆ど精液が流れ込まないと感じて、何が起こったか理解したようだ。他に周りで奉仕していた姫達も、自分の声や股間に入れられている手で事態を判断する。

「新出さま!?何て無茶を・・・」

「前に『身体に悪いので無理せずに出してください』と言いましたのに・・・」

「ご、ゴメンゴメン。でも、まだ早いから、出しちゃ駄目って、思ったんだ」

「まだ早いって・・・どうしてですか?」

自分の弁明に、首を傾げて姫達が問い掛けた。それに答えて、自分はその理由を話す。

「だって、さっきから適当にエッチしてるから、ベッドに上がってから挿れてない娘って、まだいるでしょ?」

「え・・・ええ、それは多分いると思いますけど・・・」

「楽しむのもいいんだけど、最低でも一通りは全員と愛し合いたいんだ。ほら、さっき言ってたでしょ、『私たち全員の恋人になって』って」

「『恋人』ならちゃんとエッチして愛し合うのが当たり前だと思うし、全員気持ちよくなるまでは自分だけ終わっちゃうなんてダメだと思ったから、だから・・・」

「「「・・・新出・・・さまあ・・・」」」

その言葉と、姫達の為に激痛を覚悟で射精を抑えたその行動に、姫達は皆揃って蕩けたような表情になってしまった。中には恍惚とした表情で小さくピク、ピクと震えている姫もいる。なんと感動のあまり、それだけで軽く達してしまっていたのだ。

それからは、自分にできるだけ負担がかからないように体位は騎乗位のままで、まだベッドで挿入していない姫達が交代で上に乗る事にした。自分は横になっただけで動かず、姫達の方から腰を振って愛し合う。他の姫達は、大の字になった自分の身体にできるだけついて奉仕を行ない、自分の快感を高めていく。それでも余った姫達は自分についた姫達を愛撫したり、姫達同士で愛し合ってその声で自分を高めていった。

「アアンッ!!アアッ!ハァッ!!アンッ、アンッ!!」

グチュ!ズッチュ!ジュップ!グッチュ!!

結合部から肉が擦れ粘液が立てる音がしている。今上に乗っている姫は、身体を大きく上下に動かして抽送運動を繰り返している。お店で男達を喜ばせる時のようなテクニックなどは一切無い、純粋に自らが絶頂に達しようとする動きだった。この姫は「プライベートでは淫乱」で有名で、今まで付き合ってきた何人もの男達もそれに耐えられなくて別れてしまったらしい。

彼女もそうだが、上に跨った姫達は最初は自分の事を気遣い、ゆっくりとした優しい動きで交わっていた。だが自分がそれを止めさせたのだ。

「僕の事はいいから、一番気持ちよくなれるように動いて。僕は動けないけど、ずっと起たせて愛してあげるから」

それを聞いて姫達は、今のように「本気」で動き出したのだ。彼女達の本気の腰使いはさすが鍛えられている(?)だけあって、ほんの少しでも気を抜くとあっという間に精を搾り尽くされてしまいそうだ。自分はとにかく発射を堪える事と萎えさせない事だけに集中して、この「天国の拷問」とも呼べる試練を乗り越えていた。

ジュブ!ズチュ!グチュ、グッチュ!!ズップ!!

「新出、さま、アッ、苦しくは、ない、ですか、ウウンッ!」

上下、前後、左右、捻りと変幻自在に動きまくって肉棒を扱く、その当の腰を振る姫本人が心配して自分の顔を覗き込んできた。しかし、自分は歪めた顔で無理矢理に笑顔を作って、彼女に囁く。

「大丈夫、だから、もっと君の好きなように動いて、ンッ、気持ちよくなって。・・・好き、だよ・・・」

「新出さまあ・・・、ンッ、ングッ、ムッンンッ・・・」

その言葉に彼女は一気に昂ぶったようで、自分に覆い被さるようにすると唇を重ねて口内を貪りながら、激しく尻を上下に振って抽送を行なった。そして口と性器の2箇所で結合したまま、彼女は絶頂を迎える。

「ンンーー!!!ンンンッ!!!ンッ、ンンッ、ングッ!・・・」

彼女は肉棒を搾りちぎってしまいそうなくらいに膣内を強く収縮させて、ビクッ、ビクッとしばらく痙攣をするような動きを見せた後、力を緩め自分の上に身体を預けるように倒れこんだ。

「ンッ、チュッ、ンンッ・・・ンッ、ンッ、ンッ・・・」

彼女は呆けたようになって、絶頂の余韻に浸るように繋がったままキスを続けている。と、そこに別の姫が、

「次は私に・・」

そう言って、今絶頂に達した姫の後ろから腰の上に跨ると、彼女の尻を浮かせて秘裂から肉棒を抜かせた。ようやく結合の解けたばかりでまだ愛液のべっとりついたままの肉棒を手に取ると、数回扱いただけで自らの秘裂に宛がい、一気に腰を落としていく。

ジュプププッ!!

「アアンっ!!新出さまあっ!」

新たに結合した姫が大き目の胸を上下に揺らし、グイグイと腰をグラインドして声を上げた。挿れてすぐにトップスピードで動き始めたようで、またもや粘液音が響きだす。上半身はというと、肉棒を抜かれた姫がまだ名残惜しそうにしっかりと自分に抱きついたまま、舌を絡ませ合い続けていた。

そんな事が繰り返されていくうち、自分はもうほとんど気を失いかけていた。全身を襲う快楽の波に、意識ごと流されてないのがおかしいくらいに追い詰められていく。ただ、「全員とするまでは」という泡姫たちとの約束だけが自分を繋ぎとめていた。

「新出、さまっ、アアンッ、私で、ンッ!最後、ですうっ!!」

そんな状態なので、馬乗りになった姫がそう言った時も、最初はしばらく言葉の意味が理解できなかった。

「ウア・・あ、さ、さい・・・ご?・・・」

「はいっ、全員、アッ、新出、さまに、ンアッ、愛して頂き、まし、たアッ!」

腰を捻りながらそう言う彼女の言葉に、自分はやっと事態を理解する。

「そ、それじゃ、ア、ウッ、もう、限界、だ、め・・・」

最後まで自分を引きとめていた「全員とするまで耐える」という誓いが果たされて、もう自分を止めるものは無くなった。もうどれほども保たないかもしれないが、集中していた意識を解放する。途端に、肉棒に射精寸前の痺れるような感覚が一気に襲ってくる。

姫達は自分の射精寸前の訴えを聞いて、素早くフィニッシュの用意をした。これまで以上に全身について奉仕を行なう人数が増え、女肉の中に埋没するほどの状態にする。そこらじゅうで音を立てて舐めしゃぶり、擦り、吸い、喘いで、淫音のボリュームを最大まで上げる。そして、挿入していた姫が上体を低くして手をベッドにつき、最速に近いくらいの動きで腰を振り立てた。

ジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプッッ!!!

その動きが、絶頂への最後の一押しとなる。

「イ、イクッ!!!!!」

「!!!!!」

その瞬間、自分は不思議な感覚に襲われた。まるで時間の進み方が遅くなった、若しくは止まってしまったような、そんな感じだ。そしてまるで全身が目になったように、身体中に取り付いた泡姫たちの奉仕の様子を、はっきりと感じ取れるようになり、さらに自分の身体の内側で起こっている現象まではっきり理解できるようになっていた。

『ニュムグニ、ムニュムニュ、ニュル、ムニニ、ムニュウ』

自分の頭は膝枕をしている姫の脚と、彼女の大きな乳房とで挟まれている。彼女は自分の視界が塞がれないよう額の辺りにその乳肉を乗せ、両手でグニグニと押さえつける。そうして自分を愛撫しつつ、自らの快感も高め、一緒に達しようとする。

『レロレロレロ、チュウ、ジュル、チュプッチュッ、チュクッ』

膝枕の姫の両横に2人の姫が座り、身体を捻るようにして顔を近づけている。一人は耳に、もう一人は首筋に咥えつくようにして、激しい唾音を立てて啜り舐め続ける。

『チュウウッ、チュウチュウッ、チャプッチュッチュウ、チュウ』

その下、胸元には2人の姫が抱きつくようにして自分の両乳首をペロペロ舐めたり、赤子のようにチュウチュウと吸い上げている。赤いキスマークができても、周辺を含めて強く吸い付き舌を這わせる。

『ズブッ、ジュブブッ、ズリュッズリュッ、ジュッチュ、グチュッ』

『ムリュッ、ムリュッ、ムニュウ、チュパッ、チュプチュクッ』

大きく広げた腕は、それぞれ別の姫たちにとられている。片方は親指以外の4本の指の、根元近くまで姫の膣壷に咥えられ、さらにもう一人の姫が腕に秘裂を擦りつける。もう片方は腕全体を2人の姫に挟まれるような形で抱き締められて4つの乳房で擦られ、さらに指を交代でしゃぶられる。

『ジュチュッ、グチュッズチュッ、ズッ、ニュジュルッグチッ、ジュブッ』

『ジュルッ、ペロペロ、チュウ、チュム、チュッチュッ』

脚の方も同じく別々の姫たちにとられている。片足は2人の姫によって足指を1本ずつ交代で「壷挿れ」をされつつ、脛を使って素股されている。もう片足は3人の姫によって足裏から指先まで満遍なく咥えられ、しゃぶられる。

『クリュ、クニュックニュッ、ムニ、ムニ』

足の間には、一人の泡姫が座り込んでいる。彼女は自分の股間に両手を差し入れて、袋や菊門を指で刺激して補助をしている。片手で菊門に指を押し付け、もう片手で袋を掴んで揉む様にしながら優しく刺激する。

『ジュボッ、ジュポッ、グッチュ、グッチュ、グチュッグチュッ』

そして彼女の手の上で、肉棒を根元まで飲み込んで、激しく音を立てて腰を振り続ける姫がいる。自らも既に達しようとしつつも、自分のために動きを休めようとしない。頬を紅潮させ口を半開きに、半ば蕩けたような表情で、これまで何度も結合し愛し合い、そして今自らの子宮に子種を流し込もうとする男性の顔を見つめている。

そして、止まっていた時がほんの僅かだけ進み、「その」瞬間が来た。

極限まで我慢され、溜めに溜まった多量の精子が、精巣から精管、睾丸、そして肉棒とその通り道を限界まで押し広げながら流れていく。心臓は壊れんばかりに激しく動き、肉棒が限界近くまで膨張して、そして竿を一気に通過した精液が、本来の生殖の為の最適な場所である子宮内で放出された。

「うううううアアアアアッッッ!!!!」

「「「アアアアッッ!!!」」」

自分と、自分に同調するように数人の姫たちが、一緒に声を上げて絶頂に達する。そして初弾が姫の膣内に打ち込まれた。

ドグン゛ッ!!!

一瞬、上に乗った姫の身体を押し上げたかと錯覚するくらいの勢いで、精が発射された。すぐに全身が痙攣しているような動きと共に第2撃、3撃が続く。

ドクッ!!!ビュクッ!!

ドピュッ!!ドプッ!!ビュッ!!ドクンッ!!

脳が焼け付きそうな感覚と共に、精が放出されていく。肉棒は今日既に3度射精していて、「空砲」を含めれば10回以上は絶頂に達している事など忘れているように、ビクン、ビクンと震えながら精を射ち出していた。

ドクンッ!ドクッ!ビュッ!ドクンッ!ドクッ!ビュプッ!

余りの精液の量に姫の膣内はすぐに満たされ、結合部から漏れ出てくる。それでも、まだまだ射精は続いていた。

ドクンッ!ドクッ!ビュプッ!ドピュッ!ドプッ!

普通ならもう終わっているはずなのに、まだ射精は止まらない。いや、それどころか、その発射の勢いさえも全く衰えなかった。

ドクンッ!ドクッ!ビュプッ!ドピュッ!ドプッ!

射精は続くうちに、段々と身体の力が入らなくなっていく。さらに、何だか頭に霞みがかかってくるように段々と何かを考える事もできなくなり出してきた。まるで生命力そのものを精に換えて放出しているようだった。

ドクッ!ビュクッ!ドピュッ!ドプッ!ビュッ!ドクッ!ビュプッ!

もうとっくに肉体の限界は超えている。これ以上射精が続くと、命の危険まであるかもしれない。だが、自分の身体はそれを拒否して精を流し込み続けていた。

(・・・・・)

自分はこの長過ぎる絶頂の間、「・・・(自分は)ここで死ぬんだな」と今にも消えそうな思考の中で思った。何十人もの美しい美女達に全身を包まれて愛され、その愛に応えて魂を吸い尽くされるように精を搾られ、ありったけの子種を彼女達の膣内に吐き出してその生涯を終える。それはまさに「牡の本懐」といってもいい、と自分には思えた。これまで叶えようとしていた、普通の人としてのささやかな人生の望みは、ここでの僅かな時間に全て吹き飛んでしまった。もうこの満足感に包まれたまま息絶えてもいい、いやその方が普通の人生よりもずっと良いかもしれない。

ドクッ!ドクッ!ビュクッ!ドピュッ!ドプッ!ビュッ!ドクンッ!ドクッ!ビュプッ!ドピュッ!ドプッ!ドピュッ!ドプッ!ビュッ!ドクッ!ビュクッ!ドピュッ!ドプッ!ビュッ!ドクッ!ビュプッ!ビュッ!ドクンッ!ドクッ!ビュッ!ドクンッ!ドクッ!ビュプッ!ドピュッ!ドプッ!・・・

そして、自分は薄れていく意識に身を委ね、何か「昇っていく」ような感覚を受け入れていた。昇っていくにつれて、白くそして光り輝くものに包まれていく・・・。

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(つづく)

 

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